精神と物質 分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか

  • 文藝春秋 (1990年1月1日発売)
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  • 本 ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163444307

感想・レビュー・書評

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  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
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    返却:物性研図書室へ返却してください

  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18349

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN05023847

  • 900円購入2003-00-00

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:464.1||T
    資料ID:59001973

  •  ノーベル賞。誰もが知っている権威ある賞。しかしその偉業は実際どれほど‘すごい’ことなのでしょうか?
     何がそんなに評価されたのか、専門的知識がないとなかなか理解しにくいものだと思います。本書ではノーベル医学生理学賞受賞対象となった利根川進氏の研究内容を立花隆氏との対談という形をとり高校生物入門レベルで分かるように詳述しています。
     表題である精神と物質にまつわる哲学的論考・主張は最後の数ページで触れられているのみですが、研究内容に加え、利根川氏が歩んできた研究者人生、研究観、またこの数十年以内に起こった分子生物学の進歩について、立花氏が鋭く質問しながら、振り返っていきます。
     生物学のバックグラウンドのある人ならば、教科書でおなじみの人々が活躍していた時代を感じることができますし、専門外の方であっても利根川進という研究者の楽観的に、だけれども信念を持って研究に向き合う姿勢に何か感ずるものがあるかもしれません。色んな意味で‘納得’する一冊であるとお勧めします。
    (2012ラーニング・アドバイザー/生命MATSUMOTO)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1304132&lang=ja&charset=utf8

  • 高校時代に読んで、これでバイオの道に進んだんだ

  • 請求記号 464.1/Ta

  •  20世紀後半になって分子生物学は飛躍的な発展をとげ、いずれは生命現象のすべてが物質レベルで説明がつくようになるだろうとの予測すらある。その中で100年に1度という利根川進のノーベル小論文はどのような意味をもつのか。立花隆が20時間に及ぶ徹底インタビューで、私たちを興趣あふれる最先端生命科学の世界にいざなう。(文庫本引用)(1993)

  • ノーベル賞を受賞した利根川進と立花隆の対談。利根川いわくノーベル賞のような大発見には運も必要という言葉、確かに同じようなことを世界中で研究する人々の中で偶然ひらめいたり、実験がうまくいったりするのは努力や才能だけでは決して満足いく結果まで行き着かないだろう。

    利根川氏が京大に入学してからどういう道程を経て分子生物学を研究するようになったのか、時系列かつインタビュー形式の本文なので、彼自身が分子生物学にどんどん興味を持っていく過程を通して一読者でも分子生物学を少しずつ理解できるような内容になっている。

  • 立花の中では一番好き。

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著者プロフィール

評論家、ジャーナリスト、立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授

「2012年 『「こころ」とのつきあい方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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