繁栄と衰退と オランダ史に日本が見える

  • 文藝春秋 (1991年1月1日発売)
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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784163453507

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  • (1993.09.21読了)(1991.07.01購入)
    副題「オランダ史に日本が見える」
    (「BOOK」データベースより)
    17世紀に黄金時代を迎えたオランダは、その徹底した経済優先主義、国外に目を向けぬ内輪の党争、そして平和主義によって凋落した。日本人はどこまで歴史に学ぶことができるか。

    ☆岡崎久彦さんの本(既読)
    「隣の国で考えたこと」長坂覚著、日本経済新聞社、1977.11.17
    「戦略的思考とは何か」岡崎久彦著、中公新書、1983.08.25
    「国家と情報」岡崎久彦著、文春文庫、1984.08.25
    「情報・戦略論ノート」岡崎久彦著、PHP文庫、1988.05.16

  • モデルスキー 世界政治の長期周期 16世紀ポルトガル 17世紀 オランダ 18世紀 イギリス第一期 19世紀 第二期 20世紀 アメリカ 歴史家 司馬遷(人間を知るには史記) ツキジデス(国家をしるなら戦史)  バーカー 一国の衰退は往々にして他国の利益になる 英蘭戦争前後の英国の世論についてのバーカーの記述 「英国人は繰り返し同じ疑問を持った。われわれのように強く勇敢な国民が経済的に困窮していて、自分たちのための戦いも金を払って他国民に戦ってもらっているうような卑怯な商人どもが世界の富を集めているのははたして正しいことなのであろうか」

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著者プロフィール

岡崎久彦

1930年(昭和5年)、大連に生まれる。1952年、外交官試験合格と同時に東京大学法学部中退、外務省入省。1955年、ケンブリッジ大学経済学部卒業。1982年より外務省調査企画部長、つづいて初代の情報調査局長。サウジアラビア大使、タイ大使を経て、岡崎研究所所長。2014年10月、逝去。著書に『隣の国で考えたこと』(中央公論社、日本エッセイスト・クラブ賞)、『国家と情報』(文藝春秋、サントリー学芸賞)など多数。

「2019年 『戦略的思考とは何か 改版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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