心の砂時計

遠藤周作

• 文藝春秋 (1992年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ryujiさんの感想 · 2023年10月1日]

恐らく新聞か何かの連載をまとめたものだと思います。著者の日頃思っているあれこれが彼のユーモアを交えて書かれていて、遠藤周作という人物の内面を又少し知れた、そんな一冊でした。

[hvnstrさんの感想 · 2014年3月25日]

この人の小説はおもしろいけど、エッセイはあんまり。常識的なことしか書いてないんで。

著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50～53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」