- 本 ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163486208
感想・レビュー・書評
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先週のNHKスペシャルを見ていて見覚えのあるミイラの写真と思っていたら15年程前に買った本だった。
流石に時が流れて研究は進展しているようだが、それでもなかなか面白かった(要するに内容を全く覚えていない)。
真実は小説より奇なりとはまさにこのこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第92回ビブリオバトルinいこま「三冊屋」で紹介された本です。
2022.6.26
①『星を継ぐもの』J・P・ホーガン
②『定吉七番の復活』東郷隆
③『5000年前の男』コンラート・シュピンクラー -
4-16-348620-8c0045P2200E.
5000年前の男
1994年5月25日 第1刷
1994年12月1日 第12刷
著者:コンラート・シュピンドラー.
訳者:畔上司
発行所:株式会社文藝春秋 -
随分と以前に読んだ本だが書評メモ。5000年前のミイラの死因を科学者たちが特定するという面白すぎる内容。亡くなった時の状況、気象、着ていた衣服や胃の内容物、あらゆるものがこのミイラの人物を特定するのに役立つ。こんなケースに出会えるのは科学者冥利に尽きる
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「5000年前の男」コンラート・シュピンドラー著・畔上司訳、文芸春秋、1994.05.25
381p ¥2,200 C0045 (2020.03.07読了)(2001.02.09購入)(1994.12.01/12刷)
副題「解明された凍結ミイラの謎」
【目次】
プロローグ
第一章 世紀の大発見
第二章 本格的調査の開始
第三章 さまざまな遺物
第四章 服装の謎
第五章 遺体は語る
第六章 故郷をさがせ
第七章 五千年前の暮らし
第八章 再現ドラマ「最後の日々」
付章 エッツィ騒動顛末記
訳者あとがき 1994年3月 畔上司
☆関連図書(既読)
「貴族の墓のミイラたち」吉村作治、平凡社ライブラリー、1998.12.15(NHKブックス、1988)
「ミイラは語る」石田一良、毎日新聞社、1978.01.15
「ミイラの謎」フランソワーズ・デュナン、ロジェ・リシタンベール、創元社、1994.11.20
「ツタンカーメン王の秘密」ハワード・カーター、塩谷太郎訳、講談社青い鳥文庫、2001.02.26
「ミイラ医師シヌヘ」ミカ・ワルタリ、木原悦子訳、小学館、1994.07.20
(「MARC」データベースより)amazon
今ここに、5000年という悠久の時間を「体験」した人がいる。彼は紀元前3300年頃に生きた人だが、高山で死亡し、1991年にミイラとして発見された…。現代科学が解明した驚くべき新事実。甦る古代世界。 -
1991年、アルプスで見つかった5000年前のミイラ『エッツィ』に関する研究書です。
発見から2年後、実際に調査に関わった考古学者によって書かれています。
発見から早期の発売ということもあり調査報告書という程の専門書ではなく、発見の状況から当時の世評なども含めた読みやすいドキュメントになっています。
始めは近代の遭難者と思われたミイラが、色々な調査研究を経て5000年前の状況まで解き明かしていく過程は、ドキュメントでありながらどこかミステリーのような雰囲気で読むことが出来ました。
畔上司の作品





