新宿発アマゾン行き: 女ひとり、異国で開いた小さなバーの物語

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163488806

感想・レビュー・書評

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  • df、アミーゴでカード待ちしながら読む。
    おもしろい。日本でお店をやるのだって大変だろうに、ましてや異国、アマゾンでなんて!
    ブラジル版かもめ食堂。ちょっと違うか。
    この人のアイデアがすごい。着眼点。それを実行に移すのもすごい。そして、働く量がはんぱない。でも、「考えて生きている」かんじがする。
    行き当たりばったりだけど、泥臭いけど、自由で、パッション。うまく言えないや。

    じつはちゃんと考えて動いてけば決まった同じレールに乗らなくてもぜんぜん楽しく生きていける(ただし覚悟が必要)ってことにこの一年でやっと気付けたんだけど、それを素で実践してる人の人生記、って感じ。

    安保闘争の時代はおもしろいなぁ。アジア!!!って感じがする。
    この人の人脈の広さもびっくりで。沢木さんに本を寄贈してもらうとこなんて唐突すぎて!ねえ!!!
    この図書館ってまだサンパウロに残ってるのかなー、行ってみたいなー

    ところでわたしのカードはまだ届かないんですかね、いや、べつにいいんですけども。

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著者プロフィール

1934 年北海道根室市生まれ。22 歳で上京、日活撮影所に勤務後、日大全共闘や映画のスチール写真を撮影しながら新宿ゴールデン街で「Bar むささび」、歌舞伎町で「ゴールデンゲート」などを経営。
1979 年にブラジルへ。アマゾンで9 年間飲食店やペンションを経営し、1988 年にサンパウロへ移り私設図書館を創立。1993 年に帰国。著書に『新宿発アマゾン行き』(文藝春秋1994 年)、写真集『日大全共闘』(鹿砦社2009 年)『新宿、わたしの解放区』(寿郎社2012 年)。

「2021年 『SAUDADE サウダージ サンバ!サンバ!ブラジル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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