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- 本 ・本 (800ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163495903
感想・レビュー・書評
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「小学校の国語の教科書でどんな話を覚えている?」と自分に問いかけたら「アンネの日記」とだけ。「えっ、他には!?」(うーん、如何に何も勉強しない子だったことか...)去年、実家に帰省したとき、名前も顔も知らないお爺さんの大正時代からの日記があると知らされ、一部を最初から読んでみた。日記という文章から当時の暮らしぶりや人間模様が伝わってきたのが興味深かった。それもあってか世界でもっとも有名な(たぶん)”日記”がタイトルの本を読んでみようと思った。
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「わたしの望みは、死んでからもなお生きつづけること!」
アンネの苦しい隠れ家生活、強い想いそして将来の夢、身近な人々、普通の女の子としての可愛らしい一面などを、圧倒的な執筆力で綴った日記。ちゃんと最初から最後まで読んだのは初めてだったのですが、いかにアンネがしっかりとした信念を持って生きていたかを知って、衝撃でした。そしてその文才と知識の豊富さにもただただ圧倒されました。
自分自身を包み隠さず語るアンネの日記は、突然終わりを告げます。そこに戦争の醜さとホロコーストの悲惨さを感じさせます。
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