逃(TAO) 異端の画家・曹勇の中国大脱出

  • 文藝春秋 (1995年1月1日発売)
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  • 本 ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163500409

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読みました。

    天安門事件のあった89年を中心に、文化大革命の頃からの中国の生身に生きるひとが、どういう状況であったのか、勇氏の半生を通してうかがい知ることができた。想像していたより、はるかに酷い、面倒くさい。やりきれない。

    「おどろきの中国」を読んでいて、制度としての中国の在り方が、実はわりと理に適っているのか??と思いはじめた矢先に出会えてよかった。そんなもんじゃない、っていうナマの人間の凄さに触れられた。

  • 日本では、体感できない国圧や規制、また、生きて野望をやり続けていく強い精神力。女性とは思えない強い書き方、また状況かわかりやすい細かな配慮。
    ワクワクしてイッキに読んでしまった。

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