河童のスケッチブック

  • 文藝春秋 (1995年1月1日発売)
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感想 : 9
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163509808

感想・レビュー・書評

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  • この本に載っている「扁炉(ピェンロー)=中国風白菜鍋」が本当においしい!
    美味しそうな白菜があるなら騙されたと思って作ってみるべき。

  • シンプルな白菜鍋、ピェンローの作り方が載っていた。
    立ち読みしながら
    美味しそうで美味しそうで、お腹が鳴った。
    作ってみたら本当に美味しい!
    ほんっとうに美味しい。
    塩の美味しさに驚愕した高校生の冬。。

  • 読み込むのにもそれなりの根気が必要
    もちろん書いていた妹尾河童さんはもっと根気がいったに違いない。

    自身が体感し経験した場所場所を
    虫眼鏡的な視点でつぶさにスケッチした記事が満載の本書
    何度も読み返し、見直し、旅への想いを募らせていくのですw

    僕の高校時代からの一冊の宝物。

  • なぜ河童さんの好奇心はとどまることを知らないのか…。本書が刊行されたときはもうとっくに還暦を過ぎているはずなのに、文体もその精神も若々しすぎます。理想の年の取りかたが魅力的です。年齢に比例してスケッチブックの構成も洗練されているような気がする…。

    文庫本は、縦開きで非常に読みにくいです(笑)。

  • モーツァルトのお話が、一番印象深い。排泄物ネタが大好きだったなんて…彼の書いた手紙の内容を見て、愕然。

  • ピェンローがとても美味い。いいもん知った。

  • 河童さんのいろいろな世界がかいま見られて、自分の世界も広がっちゃう。ピェンロー鍋は、ウチの冬の定番になった。

  •  「読書に縁のない小学生たちの食いつきがよかった本」。三冊目。

    「インド」「ヨーロッパ」と違って文字は活字ではありますが、眼を引きつける細密なイラスト、そしてなにより個人の考え方、ものの見方が平易な文章でわかりやすく綴られているのが教材としても、読み物としてももってこいなのです。しかも面白いし。
     生徒たちにとくにウケが良かったのはモーツァルトの手紙の話でした。いやはや音読の時に盛り上がったこと!
    (理由はこの本読めばわかります……)

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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