新解さんの謎

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 243
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163517902

感想・レビュー・書評

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  • 先日NHKで放送された『ケンボー先生と山田先生~辞書に人生を捧げた二人の男~』(2013.4.29.)で三省堂が出している二つの国語辞書にまつわる物語に触発されて読んだ本。
    三省堂の辞書と言えば、英語(研究社のものも)という図式が脳内にできており、国語辞典は、岩波、古語辞典は、角川しか愛用したことがなかったので、三国と新解の面白さを知りませんでした。よく考えてみれば、辞書として、そこまで言及する必要があるのか、このような例文を使っても良いのか、と思わなくもないですが(辞書は、用例辞典ではないと思うので)、辞書作りにかけた情熱に思いを馳せるにはとても面白い番組でした。
    そして、この本。あわよくば、最後まで「新解」さんの面白さで埋め尽くして欲しかったです。辞書は物事を調べる道具ではありますが、書籍の一つとして読む楽しみもあるよ、ということを伝えてくれるエッセイです。

  • 新明解さんの謎。
    すべての新解さんはどっかの名文からとったのじゃないかと思う。
    わかりやすい表現は外国人にもよいと思う

  • こんな辞書があったのか?!
    とびっくり満載の辞書、新明解国語辞典を赤瀬川原平の妄想も織り交ぜつつ読み解いている本。電車で読むのは危険。
    余談ですが、なんと我が家の辞書も新明解国語辞典でした。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「妄想も織り交ぜつつ」
      他の辞書のコトも、ご存じだから、笑えるのでしょうね。
      「妄想も織り交ぜつつ」
      他の辞書のコトも、ご存じだから、笑えるのでしょうね。
      2014/05/12
    • msaさん
      コメントありがとうございます。
      お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
      新解さんは他の辞書に比べると、どこかゆるい感じがします。
      コメントありがとうございます。
      お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
      新解さんは他の辞書に比べると、どこかゆるい感じがします。
      2014/07/07
  • ぷぷー!

    面白すぎる!

    こんな辞書があったなんて!
    しかも、この小説(?)Likeな
    語り口が絶妙!

    電車で読みながらニヤニヤ。。。おっと。

  • 三省堂の新明解国語辞書はこんなに面白い辞書だったのだ。辞書が主張している。この言葉はこういう風に使うのだとか。

  • 捧腹絶倒新解さん。さん付けで呼びたくなる新解さんの謎に気付いたSMさんと赤瀬川さんもおもしろい。後半は紙の話。地球にやさしい人でありたい。

  • 新解さん初心者です。
    これを読むと新解さんがどんな性格で
    新解ワールドをいかにして楽しむかが分かります。
    新解さんはクールで変わり者だけど頼りになる!
    しかし、時におちゃめで憎めないやつなんだなぁ。
    新解さんのこともっと知りたくなります。

    『紙がみの消息』は新解さんとは関係ない内容だったので個人的にはイマイチでした。

  • 新解さん?辞書である。
    紙の話が面白いのだ。

  • 中学の頃新解さんを愛用していました。そういえば、うまいとかおいしいとか美味とか書いてあったなぁ…。辞典にも性格があるんですね。愛用しているころに出会っていたらもっと楽しかっただろうなぁ。

  • 言葉遊びと言うのは、いつでも余裕のある人の酔狂であろうか。
    辞書を読むと言うことは、普通の人はしたことがないだろうし、する必要も無いものだろう。
    しかし、この新解さんには、それをさせるだけのストーリーがある。
    辞書に意思があると言うのは面白い。

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著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわげんぺい)
1937年横浜市生まれ。本名・赤瀬川克彦。愛知県立旭丘高等学校美術科卒業、武蔵野美術学校油絵学科中退。画家・作家。60年代はネオ・ダダ、ハイ・レッド・センターに参加、前衛芸術家として活躍する。70年代は、『櫻画報』などでパロディー・漫画作品を発表。1979年作家・尾辻克彦として執筆した『肌ざわり』で中央公論新人賞、81年『父が消えた』で芥川賞受賞。86年路上観察学会創立に参加。その後ライカ同盟、日本美術応援団を結成。
主な著書に『オブジェを持った無産者』『超芸術トマソン』『カメラが欲しい』『赤瀬川原平の名画読本』『正体不明』『新解さんの謎』『老人力』『四角形の歴史』『東京随筆』など他多数。2014年10月「尾辻克彦×赤瀬川原平 文学と美術の多面体」展(町田市民文学館)「赤瀬川原平の芸術原論 1960年から現在まで」展(千葉市美術館)開催。同月26日逝去。

「2018年 『赤瀬川原平 カメライラスト原画コレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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