思考のレッスン

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 118
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163556109

作品紹介・あらすじ

さあ、頭を鍛えよう!いったいどうすれば「いい考え」が浮かぶのか?考え方のコツ、究極の読書法、文章の極意をあの丸谷さんが直々に伝授します。

感想・レビュー・書評

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  • 本の読み方, ものの考え方, 文章の書き方の参考になる. レッスンとあるが, 作者の対談をまとめたものであり, 思考方法についてのHowTo本ではない. そういった内容を求める人には向かない. 他の本を読んだほうがずっといい. また, 例として出てくることが文学に関することばかりなので, 文学に興味がない身には辛かった.

  • 端々に出てくる雑学的な内容が興味深かった。

  • 【閲覧係より】
    そのものズバリ、タイトル通り“思考”のためのレッスン。切れ味鋭い丸谷批評のヒントがたっぷり詰まっています。思索のアイデアが見つかるかも。
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    所在番号:914.6||MAS
    資料番号:20062006
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  • まだ年端もいかない頃、大人たちが何を話してるのか半分も分からないけど、何となくその会話の中に混ざっているのが楽しかったあの感覚を思い出した。
    もちろんそれだけじゃなくて、色々と実践的なヒントが散りばめられている。
    物知りおじさんの教養雑談。タミル語に興味が湧いた。

  • 祝!文化勲章

  •  考え方について、インタビュー形式で丸谷さんが話しています。

     正直、難しいかったです。
     丸谷さんがの頭がよすぎて、ついていけない所も多々ありました。本の読み方、選び方など、言っている事ははっきりしていますし、参考にもなりますが、まあ、実行できるかどうかは別問題ですね。

     後、文学の話がたくさん出てきます。当然人名もたくさん出てきます。読み飛ばせばなんら問題はないですが、ある程度知識がないと疲れる気がします。

     ちなみに、一番衝撃だったのは丸谷さんの出身が鶴岡という事かなあ………

  • よくゼミの参加者から「どんな本を読めばいいでしょうか?」と聞かれることがある。そんなとき、言葉に窮してしまうのだが、著者は「読みたい本を読むしかない」と言う。著者は作家であり批評家で、主題は文学だから、われわれカイロプラクティックとは畑が違うが、言説はその通りとしか言いようがない。とりあえず、何でもいいから購入して読んでみることだ。

    また、通説を疑え、ものを言ったり書いたりするときには何か新しいことを言え、という提言も私の座右の銘である。文章の心得として、書き出しに挨拶を書くな、書き始めたら前に向かって着実に進め、中身が足りなかったら考え直せ、そしてパッと終われ、と述べている。単刀直入に、そして最後まで読ませることが大事である、という。文章の心得をこれほど簡潔に述べたものはほかにない。

  • 自分が最近考えていることの結論に近しいことが書いてあった。
    本を書く、議論をするという事はどういう事か。

    その人が集めてきた情報を、時代的背景、人物的背景によって裏付けされた考えを、
    人は表すということ。
    よって時代が変われば考えも変わるし、
    親や周りの人物が変わればその人の考えにも影響は出てくる。

  • 私にはちょっと難しい本でした。でもがんばって一応最後まで読んだけどね。
    あ、でも著者本人が面白くない本は読むなって言ってるし、もうちょっと大人になってから再読しよう。
    もう一つ、うんうんと思った言葉。
    本は原則として忙しい時読むべきもの。まとまった時間があったらものを考えよう。
    なるほど、です。

  • 2007/09 図書館から。「本を読むひまがあったら、ものを考えるほうがいい」だけ切り取るとおかしなことになる。本文では「考えるのに必要な材料、本は今までたくさん読んできたのだから」が前提にあるからだ。丁寧語で統一された文体は、そちらばかりに気がいってしまうよね、というのはよくわかる。正しい文章がおもしろいか、といったらそうではない。これも、けして「はじめから正しい文章を知らない」野放図を推奨しているわけではない。知っているからくずす。陳腐な表現を避けるのが吉、と後ろのほうに書いてあったが、果たして、なにが陳腐かを知らなければ避けようもない。内容としては、しごくまっとうなことばかり言っているのでは

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著者プロフィール

1925-2012。作家・英文学者。山形県生まれ。東京大学英文科卒。「年の残り」で芥川賞、『たった一人の反乱』で谷崎潤一郎賞など受賞多数。他『後鳥羽院』『輝く日の宮』、ジョイス『ユリシーズ』共訳など。

「2016年 『松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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