日出づる国の奴隷野球: 憎まれた代理人団野村の闘い

  • 文藝春秋
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163556802

感想・レビュー・書評

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  • 12年ほど前の本なので、日米の野球事情は多少なりとも変わってると思いますが、基本的に日本の野球は腐ってる、ということを思い知らされます。

    この本と一緒に桑田真澄氏の「野球を学問する」を読んでいましたが、日本の野球がこれだけ封建的なわけが桑田氏の本でわかっていたので、こちらの本でその具体例を見た感じがしました。

    著者はアメリカの方なので、やはりアメリカ的な考えを重んじる感じはありますが、どちらにしろ日本的な考えでは球界は発展しないだろうっていうのは桑田氏もおっしゃっています。

    アイドルのおっかけのごとく、プレートをもって応援するのもいいですが、本当に野球のことを考えるファンを育てるのも大切なんだなぁと感じた1冊です。

    マスゴミはどこまでいってもマスゴミ…ということも露呈した1冊だと感じました。

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著者プロフィール

1942年、米国ニュージャージー州生まれ。大学在学中、合衆国空軍に入隊して来日。除隊後は上智大学で政治学を専攻した。出版社勤務などを経て、日米の文化をテーマとした執筆活動を開始。77年に『菊とバット』(サイマル出版会、早川書房)、90年に『和をもって日本となす』(現在、角川文庫)がベストセラーとなる。『東京アンダーワールド』『東京アウトサイダーズ』(角川文庫)や『サクラと星条旗』『イチロー革命』(早川書房)など多数の著作がある。

「2018年 『ふたつのオリンピック 東京1964/2020』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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