勝つ日本

  • 文藝春秋 (2000年12月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784163557205

みんなの感想まとめ

国家戦略や憲法についての深い議論が展開される本書は、石原慎太郎と田原総一郎の対談を通じて、日本の未来に対する鋭い視点を提供します。彼らは米中の影響に対抗するための「日本自立」の必要性や、大量移民の受け...

感想・レビュー・書評

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  • 2001.10.05購入
    (「MARC」データベースより)
    戦略なき国家はもうご免だ。現憲法は廃棄し、将来は大量移民も受け入れよ。米中の横暴に対抗する「日本自立」への道-。東京都知事の石原慎太郎とジャーナリストの田原総一郎が21世紀の戦略を徹底討論。

  • 両人の話はテレビだとカットされたり、あの剣幕だったりで伝わりづらいがこういう形だと分かりやすい。しかし、今頃(2006年)になって騒がれている問題のほとんどを著作時点(2000年)でこれほど深く議論できた人物は日本に何人いただろう。今読んでも十分に読み応えのある一冊。

  • 2000年に刊行された対談集。
    石原慎太郎は、物議をかもす発言を繰り返しているが、
    それはマスコミの流す彼の考えの切片でしかないはず。
    全体あっての部分であるはずなのに、あまりに部分しか
    取り上げられないのは、個人思考の麻痺にもつながると思う。

    という理由で、正直あまり好きではない彼と田原総一郎の
    対談を読んでみた。首尾一貫した考えをもった人間であることは
    垣間見れたが、彼の政策はやはり少し行き過ぎていると思う。
    軍事力が交渉力となるのは認めるが、戦後50年日本が
    憲法的には戦争の放棄を謳っている以上、今後改憲による
    軍事力の正当化は、交渉テーブルに置いてはむしろ
    マイナス・ネガティブに働くのではないだろうか、特に
    対東アジアにおいて。

    ただ、非常にいい勉強になった。どんなに考え違う人でも
    話は聞かないとね。石原慎太郎のサイトも結構内容が
    ありそう。今度読んでみよっと。

    余談だが、日本ではどうして田原総一郎・立花隆のような
    ”総合系”ジャーナリストが存在するのだろう?
    政治・経済はもちろん、医療・宇宙開発の対談にまで
    識者として登場しているが、彼らより
    第一線の識者はもっといると思うのだが・・・。

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著者プロフィール

1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞を受賞しデビュー。翌年同作で芥川賞受賞。『亀裂』『完全な遊戯』『死の博物誌』『青春とはなんだ』『刃鋼』『日本零年』『化石の森』『光より速きわれら』『生還』『わが人生の時の時』『弟』『天才』『火の島』『私の海の地図』『凶獣』など著書多数。作家活動の一方、68年に参議院議員に当選し政界へ。後に衆議院に移り環境庁長官、運輸大臣などを歴任。95年に議員辞職し、99年から2012年まで東京都知事在任。14年に政界引退。15年、旭日大綬章受章。2022年逝去。

「2022年 『湘南夫人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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