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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784163566603
みんなの感想まとめ
フランスに関するさまざまなテーマがユーモアを交えつつ考察されるエッセイ集で、著者の豊かな知識と独特の視点が光ります。言葉と文化の関係を掘り下げる中で、フランス語と日本語の違いに関する興味深いエピソード...
感想・レビュー・書評
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フランスに関するエッセイ集。フランスらしくちょっとニヤリとするエッセイ集。表意文字と表音文字に準拠する日本語とフランス語の違いに関する興味深いネタが多い。フランスで食用牛を表す言葉が日本人には理解できないほど多様だったり,逆のことがあったり。言葉が文化を表彰するために,その深い理解なしに直接の翻訳は困難。「言葉を抹殺してもそれに関する事象を消滅させたことにはならない」等,鋭い文化批評も。
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鹿島先生の本、3冊目。
これはいくつかのテーマに関してのエッセイ、のような本でした。
なぜ豊かな乳房が男性の性欲を喚起するのか?
なぜ人間のペニスは平均で13cmにまで達するのか?
なぜセーラー服は日本の女学生の制服になり、男性のフェチに結び付くのか??
などなど、およそ生きていくうえでは全く必要のない事象に関して、力いっぱい考察されていましたw
これが私が鹿島先生のことを好きな理由なのですが、色んなことに興味、疑問を持ち、考察するということを楽しむという姿勢が素晴らしいと思います。
ひとつ前の「SとM」にも書いてありましたが、日本の緊縛の歴史は2つの流れを汲むそうです。
女が動けないようにきつく縛るものと、ゆるやかに縛るもの。きつく縛る方法を広めた人は陸軍出身であり、行李などが動かないようにきつく縛る方法に長けていた。一方ゆるやかに縛る方法を広めた人は海軍出身であり、何かあった時にすぐに積み荷を海に捨てられるように、一か所をぽんとゆるめればほどけるような結び方に長けていた。
という話が死ぬほど面白かったです。
鹿島先生とはいい友達になれる気がしていますw -
仏文学者(東大出!)の著者が、その知識と興味を総動員して、さまざまな問題(主として小ネタ)に関するまじめな考察を与えたネタ本。著者の博識と興味の多彩さ、考察のとっぴさと論理の整合性に、深く頭を垂れる一冊。いや、これはホント面白かった。トイレの話題など、総じて下ネタになりがちなあたりがいかにも仏文学者というかんじで(偏見なのか?)好きです(笑)
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2007.10.11
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知識豊かな人って、頭の良い人って、やっぱり変わってる人が多いのかしら・・・。ものすごく博識だからこそ、くだらないはずの仮説がいつのまにか高尚なものに思えてくる。そして、知識も増える。だいたい、目次の1番が「SMと米俵」なんだから、読まないわけにはいきません。
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どうでもいいんじゃないの?そんなこと。という種類の問題について、あれこれ調べていく著者。調べなくったっていいと思うけどね。と思いつつ、興味深く読んでしまう。
亀甲縛りのルーツはどこにあるのか・・・
そんなこと知らなくったっていいんだよ〜!
どっちかというと知らない方がいいくらいかもしれん。
でも、面白いよね。そういうの真面目に検討すると。 -
異文化を知ることで見える、自国文化の面白さに酔う。ヨーロッパと日本におけるSMの決定的な違いを意外な所に見つけ、「ビーフィーター」が"beefeater"(牛肉食い)のことと知る喜び、まこと知識を得ることは一つの快楽である。
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