ぼくが読んだ面白い本・ダメな本、そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術
- 文藝春秋 (2001年4月16日発売)
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感想 : 26件
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Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784163573106
みんなの感想まとめ
様々な視点から知識を深めることができる本であり、特に「捨てる技術」についての鋭い批評が印象的です。著者は、消費生活を楽しむための手段としての「捨てること」を提案する一方で、その考え方に潜む誤りを指摘し...
感想・レビュー・書評
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改めて読む本。
最後の、捨てる技術の本を一刀両断した項目のみ読了。
もう、ボッコボコに書かれていて痛快。
強迫神経症の人が、楽しい消費生活が送りたいがゆえに、手段として捨てることを提案しているだけ。それも、下剤でスッキリしよーと呼びかけているようなもの、と。
フローとストック、人類社会史の中核にはストックがあった。
ポテンシャルの有無は持ち主の主観による、というくだりには、先日もあった、捨てさせたい娘と肯首しない母親の相談の本質というか、解決策が見えた気がしました。
ポテンシャル廃棄思考の誤り。最後には捨てるべきは政治家閣僚では、まで至り、新型コロナのあれこれで問題が顕在化した様々な不備も、ポテンシャルを捨ててきたことにあるのか、と。
前半部分も近日読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これが教養という事なんだろうなあと。
あらゆるタブー、エログロナンセンスも超えて、縦横無尽に興味尽きるまで世界をインプットするストイシズムとユーモア。
好奇心無い人には全く交わらないものが教養かも知れない。 -
立花隆さんの著書。
割とこの型の言い回しは好きな方なので、読んでみた。
週刊文春の中で連載されている「私の読書日記」1995年11月30日号〜2001年2月8日号までの内容。
確かに大方の本は「暇人の暇つぶし的存在」と言われるが、そうなのであろう。
著者は、ストーリーを追っていかねばならない物語的なフィクションはほとんど読まずに、ノンフィクションや、最近は最新の本の探検をもっぱらしているらしい。
その中で猛烈な速さでの、速読術を始め、読んでみることを勧める本、そうでない本を紹介。
いくつかメモる。 -
著者の読書法、それと情報の取捨選択についての論文と様々な本を紹介した本。
目次
<blockquote>序 宇宙・人類・書物
私の読書日記―1995.11~2001.2(宇宙樹、奇術、日本殱滅 /オウム、ニュートン、世紀末芸術 /官僚腐敗、聖骸布、アラキ ほか)
『「捨てる!」技術』を一刀両断する
</blockquote>
正直、ハードカバーは読みづらいのであまり好きではないです。しかし一方で、ハードカバーの本ほど、中身が濃くて勉強になることが多く、タイトルからアンテナにかかった本はつい読んでしまうのです。
相反してますけど。
さて、この本は序章と最後の論文以外は様々な本の書評になってます。
序章ですが、著者独特の読書法について述べており、これは結構参考になります。
しっかし、これが結構長くかかれてて、引用して書くのがまた難しい……。
<blockquote>速読術の本を読むと、眼の訓練など、さまざまなテクニックが解説されているが、基本は、テクニックより熱中である。脳の働きは、熱中している対象に対しては、何倍も働きがよくなる(情報処理スピードがあがる)。だから、熱中して本を読んでいるときは、自然に速読ができている。
</blockquote>
熱中。これはある意味で正解かもしれない。最近の速読書では更にひねって脳科学を持ち出しているのだけれど、誰にでもわかりやすくいうとすると熱中という言葉がぴったりだと思う。
また、同じように文章構造のことや、キーワードを押さえた飛ばし読み法を提言しているあたりは、あまり他の本と変わってなくて、ただ著者なりの追加意見・感想があるあたりぐらいしか参考にならなかった。
それから、捨てる技術のほう。これはライフハック的にも結構取り上げられるキャッチーなテーマなのですが、実際扱いやすいモノを捨てるか取っておくかというのは、難しい問題です。
著者は貯める事に対して、<u>前時代からの思考パターン(もったいない感とモノは沢山あるべき思想)と、無用の用、つまり冗長性の価値</u>を意見として述べてますが、これも一面では正しい。まぁ……この論調では、くどいくらいに叩いてるので、叩かれた側に同情すら感じますけどね。
ただ、物理的に情報は多いと複雑化しやすいので、その管理ができない状態というのは好ましくないです。
管理できないほど蓄えてしまった情報は、それ自身が更に増殖して始末に終えない。
いや、モノであったとしても、既に持っていることを忘れて新しく買ってしまったり、過去に発売されたモノを多少ひねった程度の商品を新しいものと思って買ってしまったり、そういうことが多々起こる。
そこが上手く管理できるのならば、持つことは悪くないと思うけれど……。
管理できないほど増えそうなら、やはり捨てるしかないのではないかと思います。
さて、書評の部分ですが、これがまたなかなか面白かった。
何が面白かったかというと、まず扱っている対象の本の分野の広さ。ここまでいろんな本をミソもクソも一緒に紹介してしまえるな……と思った。それと、書評の締めと次の本の始まりが、妙に同じテーマでくっつけているところも上手いと思う。これは正に本のDJだな……。そこが面白いので、読みなれてしまうとブレーキがかかることはあまり無かった。
ただやっぱりハードカバーだから読むのは少し辛いし(途中で頭がキンキンしてた。要は疲れ。)、読みきってもこの本を読みたいというのはあまりなかった。というか、極端な専門書を紹介されてもなぁ……。まぁ、この本が古いから、対象となる本がやや古いので、今から読む必要があるかどうかというと、よほど専門的にテーマを深堀りするのでなければ不要かな。
それでも、昔にこれだけのことをやれてしまう人は、そりゃあ名前が有名でもしょうがないかなぁと感じた。
今ではその価値はやや薄くなって、博識であるよりも、ネットにどれだけ早く価値の高い情報が出せるかというところになってる感じがする。 -
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立花隆さんが週間文春に連載している「私の読書日記」をまとめたものと、読書法などを追記したもの。
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2017年2月27日読了
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とにかくすべてのページをくって、目を通す。
パラグラフの一番最初の文だけ読む、余裕があれば、最後の文も。 -
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買った
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立花隆さんの本
「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」
を読み返していて、なるほどと思うところがあった。
立花さんは仕事柄膨大な量の本を読みますが、原稿の締切もあるため
例えば3日以内に10冊読まなければいけない、など追い込まれるケースが
多々あるようです。
そんな時に火事場の馬鹿力を発揮して、無理だろうと思える大量の本を
読みきってしまう。結果的に驚異の速読をしてきたそうです。必要に迫られ、
結果的に速読が身についた。
その極意は「本に熱中する」ことだそうです。 -
立花隆の読書論第2弾。読書術の解説よりも、当時、週刊誌連載の読書日記の方に力が入っている。
1999年前後の読書日記には当時の文化・風俗・流行が反映されている。オウム、ノストラダムス、阿倍晴明、湾岸戦争、トンパ文字・・・。確かにそんな時代だった。 -
立花隆は、ダメな本も読んでいた。前作の続編。
書評中心の内容で、前作とはやや趣きが違う。
文字が大きくなって読みやすい。書評も長くなって、意見や批判もあります。
本の選定眼を持つ立花隆でも、必ずしも良い本ばかり選べるわけではないらしい。それが発見。 -
こういうものを読んでしまうと以後軽々しく「読書が趣味」とは言えなくなりますね。
ジャンルにとらわれずまさに無節操。常々幅の広い読書をしたい、と思っている私にはまさに最上のお手本です。まあだからといってこの域に達することなどまず無理でしょうけれど(笑)。
本の紹介も端的で、まさに「読みたい気持ちを起こさせ」る書評となってます。というわけでただ今せっせと紹介されている本をここに登録している真っ最中(笑)。時間かかる~。
多種多様な本が読みたい、という気持ちは強いのですが、やはり私は立花さんと違って「お話」が好きなので、今後もそれらが読書の中心になるのは間違いないのです。なので「タイムコンシューミング大いに結構なヒマ人」ならではの楽しみを存分に味わいたいと思います。
それはともかく。
私この本は古本屋さんで買ったんですけど、なんと途中切り取られているのを発見。
それも2カ所!8ページ+6ページでなんと計14ページなくなっております。
このバカたれ!切り取った本を売るな!!!
そして古本屋さんもチェックが甘すぎる!!………と言いたいところなのですが、こうして切り取られていることが分かった今も、本を閉じて上から見てみてもどこが切られているのか分からないくらいうまーく切り取っているのです…途中であっとなった時のショックときたらもうほんとにやめてくださいよ…。
目次と索引に黒々と丸がつけられていて、そこのページが切られています。
どうやら「戦艦大和」と「白川静」と「捨てる!技術」(これはページ数が多いためか無事)に興味がおありなよう。
私としてはこの3つの単語の無節操さにはやや興味が引かれます。 -
読みたい本探させてもらった。
最後の 『「捨てる!」技術』を一刀両断する がおもしろかった。嫌いじゃない -
95年〜01年までの5年間に週刊文春に連載された、私の読書日記を一冊にまとめたもの。
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「生きるということは、自分の価値体系を持つということであり、自分の聖域を作るということである。どれだけの聖域をどのように作り、それをどう守っていくかが、その人の生の最も本質的な部分をなしているはずである。」
「だが、それ(捨てること)って、手っ取り早くいえば、自分のごまかしではないのか。直面すべき現実から逃げちゃおうということではないのか。」
『「捨てる!」技術』というベストセラー本を批判、一刀両断した項が面白かった。この人の読書感というかやっていることは相当なものだが、自分には到底真似できない。
捨てることがいい、捨てなくてはだめだ、と書いている作家をことごとく批判するのだが、私も捨てられないものがあるのでこの立花氏に共感を覚える部分はある。ただ、捨てなくてはいけない、という念にかられるときもある。もっとお互いの意見を尊重し合うべきではないのかという中立の立場に立ってみたい。
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色々な本のレビュー。立花さんのファンなので読みました。
著者プロフィール
立花隆の作品
