特捜検察の闇

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163574400

感想・レビュー・書評

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  • 住管機構が中坊の直接指揮のもとに詐欺的な債権回収を行っていた案件を暴露する。 圧巻はオウム麻原の主任弁護人である安田好弘弁護士が検察の「国策捜査」に嵌められて行く様子。中坊公平と検察のタッグが追い詰め、完全なでっちあげで安田弁護士を逮捕するが、公判で次々に“証拠”が裏返ってゆく。「検察とはこんな程度だったのか」との思いを新たにさせられる。
    筆者の魚住氏は「特捜検察」(岩波書店)など検察に好意的な本を書いているが本書では、検察に対する見方を一挙に180度反転させているのが面白い。

  • 今更ながら、そうやったんか。

  • 特捜検察 (岩波新書)とは正反対に検察の不正義をリアルに語っている。

  • 命題1.生まれてから死ぬまで、ずっと正義感を保ち続けるのは難しい。
    命題2.正義という後ろ盾があれば、情け容赦がなくなる。

    命題3.ヤメ検はその存在自体が矛盾にみちている。

    命題4.光が当たっているところでは、みんないい人でいようとする。


    最近よく耳にするようになった「国策捜査」という言葉はこの国の将来を考えるための重要なキーワードじゃないかと思います。

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著者プロフィール

魚住昭(うおずみ・あきら)
1951年熊本県生まれ。75年共同通信社入社。87年から司法記者クラブに在籍し、リクルート事件などの取材にあたる。96年退社。著書に『沈黙のファイル』、『』渡邉恒雄 メディアと権力』、『野中広務 差別と権力』などがある。

「2012年 『Yの悲劇 独裁者が支配する巨大新聞社に未来はあるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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