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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784163577906
AIがまとめたこの本の要点
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みんなの感想まとめ
文学の多様な側面を鋭く掘り下げた本書は、著者の独特な視点と豊富な話題が魅力です。読者は、坪内祐三の文学、音楽、食事、相撲などの幅広いテーマに触れながら、時には緊張感を伴う考察に引き込まれます。特に、彼...
感想・レビュー・書評
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本の雑誌2020年4月号「さようなら、坪内祐三」の読後に、本書を読む。本の雑誌とダ・カーポに連載されていた昼と夜の日記を読むのがとても楽しかったことを今更ながらに思い出す。その面白さは坪内氏の文学、音楽、相撲、食事など話題の豊富さと、時々発生する緊張感だったかな。
本書は、その緊張感だけをじっくり抽出したような、切れ味鋭すぎる考察がたっぷり収められている。この人が居なくなって、文壇やマスコミにはホッとしてる人がたくさんいるんだろうな。
もっと坪内氏の本を読もうと決めたよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
確かトヨザキ書評集から、かな。最近、特に文学との相性悪さを自覚している身としては、入手したものの、本作を読む機会は当分ないんだろうな、って思ってた。ところが作者の急逝。故人を悪く言うものじゃないから、あくまで事実を書くんだけど、彼のイメージは、読み飛ばしていた『本の雑誌』での連載者、好きじゃなかった『たまもの』の登場人物、という程度のもの。つまり熱心な読者ではなかったということ。本作も、書評についての考察とかは結構楽しく読めたけど、文豪についての話題とかはついていけんかった。今月号の『本の雑誌』、彼の大特集らしいけど、さて。
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2011/7/28購入
2011/8/5読了 -
今にも泣きだしそうな曇天を見上げて、ああ、あと4年か・・・、あと4年で私が奈津ちゃんなら死んでしまうんだわ、と、とても他人ごととは思えないという風に、少し深刻な顔をして樋口一葉記念館から出てきたばかりの私は、ひとりごちていました。
何時間か前には、千駄木の本郷図書館鴎外記念室にいた私は、芥川龍之介の次に夢中になった森鴎外のことを様々思い巡らせていたのですが、近くに一葉記念館なるものがあることを聞き及んで、急に行きたくなったのでした。
直線で行かずに、弥生2丁目にある立原道造記念館と竹久夢二美術館に急いで寄り道してからでしたが、竜泉の一葉記念館に着く前にもう一軒、不忍池のそばの、ウッカリすると見過ごしてしまいそうな小さな古本屋を発見して立ち寄ったのです。出たばかりのこの本が半額以下の値段でしたので、雑誌「鳩よ!」でチラッと読んだことがあるだけの著者でしたけれど、読書感想文に毛が生えた感じの文章に非常に親近感を持っていたので迷わず購入しました。
8年前のこの時点では、まだ事の本質が全然明らかにはなっていませんでした。彼を、それほど大したことのない私と等身大のエッセイストくらいにしか思ってなかったのですもの。それが実は・・・・・
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