舌づくし

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163578804

感想・レビュー・書評

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  • 季刊誌『四季の味』で連載されていたエッセイをまとめた本。
    季節毎に分けられたエッセイは著者の子供の頃の話から新聞記者時代の話まで、舌の記憶と思い出が入り混じって懐かしさに溢れる感じでした。
    秋の章の最後の話、奥様が癌で僅かな余命を告げられた著者が一人、向かいに座る人の居ないダイニングで夜を過ごす姿が目に浮かぶようでずしり、と心に響きました。

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著者プロフィール

昭和5年1月 大阪市生まれ
毎日新聞社で社会部、サンデー毎日、英文毎日の記者、編集次長、編集委員などを歴任。
ニューヨーク・タイムズのコラムニストも務めた。
第34回「菊池寛賞」受賞。
著作 「五衰の人ー三島由紀夫私記」(新潮学芸賞受賞)、
「横浜・山手の出来事」 (日本推理作家協会賞受賞)、
「悼友紀行」ほか多数。
訳書 「アイアコッカー我が闘魂の経営」ほか。

「2020年 『夕陽ヶ丘 昭和の残光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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