リクルートという奇跡

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163589008

感想・レビュー・書評

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  • 著者の藤原和博氏は、公立中学初の民間出身の校長先生ということで「教育のヒト」という印象が強いのですが、そういえばリクルート出身だったのですね。リクルート時代の様々な武勇伝をまとめた本。「学歴、性別、正社員、アルバイターの垣根がないカルチャーがハイブリッドに融合されている」のがリクルートの強み。上司や、社長にさえ「さんづけ」で呼ぶ文化がこの会社を大きく変えた。江副さんの「会議ってのは潰したい案件がある時だけ行う。いいことは会議にかける必要はない」という言葉も社風を表しているなあとつくづく思いました。

  • 前に書いた「リクルートのDNA」で友がつけてくれたコメントから、即効、読みました。
    「これでも、“ゆるい”・・・」、・・・たしかにね?ヾ(^◇^;)
    言外に「詳細は書けない」って雰囲気バリバリで・・・。
    友が在社していた時期は・・・?って思わず計算しながら読んでしまった。
    その「言外」の「ゆるくない話」は、また会ったときに聞くお楽しみにしておこう~♪、って思ったよ。それにしても、今私みたいなものでも感じる「これからの空気感」みたいなものを持った会社が、実は私が産まれる前に唯一1社?発足してて成長し続けて、その種が今あちこちで発芽しているのか~・・・って感じにね~、なんつーかしみじみしちゃう。
    歴史の必然みたいなものに、鳥肌立っちゃいます。
    あの「空気」の中にいたのか、ヤツ(友)は・・・、って?
    聞きたいことてんこもり。忘れないようメモしときます。

  • これを読んで更にリクルートに行きたくなった!ホント、彼らは大衆の、個人の人心掌握術を社内で練り完成してあるそうだよ。だからあんなにメディアのキング的ポジションにいるんだね。

著者プロフィール

藤原和博(ふじはら・かずひろ)
「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003~08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008~11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016~18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。

「2021年 『「人生の教科書」コレクション全10冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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