為替がわかれば世界がわかる

  • 文藝春秋 (2002年12月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784163592404

みんなの感想まとめ

為替市場の複雑さとその魅力を探求する内容が展開されています。著者は、為替が単なる数字の変動ではなく、情報や心理が交錯する「美人投票」のような側面を持つことを示しています。市場の動きは予測困難であり、上...

感想・レビュー・書評

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  • 021232

  • ミスター円の専門。為替に関する著書。

    1、為替市場は美人投票
    2、為替取引は情報ゲーム
    3、為替の予測はあたらない

    専門家をしてでも結局はよく迷うしわからないのだ、
    ということがよく分かりました。

    大概のマーケットと同じで決まった形がないということ。
    上がれば下がり、下がれば上がる。
    間違えることを肯定し、すぐに訂正できる能力が大切。

    1〜2年前は円安株高だった。
    円が安いということはみんなが日本円を売っている
    日本円を手離してほかの外貨に換えているという事実。
    一方で株高は外国人投資家が買って株価を上げているということ。
    株を買うには日本円が要る。
    じゃあ、いったい円はだれが売っている?
    そんな疑問をずっと持っていました。
    丁度いまはその逆で円高株安です。
    株が安いということは株式市場にお金が流れていないということ。
    いっぽうで円が上がるのだから
    多くの人が円建て資産に変えたということ。
    じゃあみんな資産を何でもってるの?
    現金?
    このあたりは今でも疑問です。

    為替は、貿易の決済や投資資本の移動を超えて
    純粋にいったりきたりする、そういうことなのでしょうか?


  • 97~99年財務官を務めた、「ミスター円」こと榊原さんのエッセー。ジョージ・ソロスが FalliibilityとReflexivityの概念を頭に入れてクォンタム・ファンドを運営していたことを熱く語りつつ竹中さん批判を繰り広げてます。ミスター円の功績で日銀の口先介入も効果が出てきたわけなんだろうけど、この人の情報に対する思いいれを考えると納得できます。超官僚組織IMFとマレーシアの関係についてもうすこし知りたい。

  • 日々刻々と変わる為替市場の動きを読むために、どのような方法があるのか。果たして為替市場とは読めるものなのか。そもそも為替市場を読むことがなぜ重要なのか。

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著者プロフィール

1941年生まれ。東京大学経済学部卒業。65年に大蔵省入省。財政金融研究所所長、国際金融局長を経て97年に財務官に就任。99年退官。2010年より青山学院大学特別招聘教授。著書に『「今日よりいい明日はない」という生き方』『書き換えられた明治維新の真実』など。

「2018年 『AIと日本企業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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