せんべろ探偵が行く

  • 文藝春秋 (2003年10月25日発売)
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  • 本棚登録 :71
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163595009

作品紹介・あらすじ

"せんべろ"とは、千円でべろべろになるほど飲める店のこと。らも団長を先頭に酒好き中年男たちを従えて、そんな"せんべろな店"を求めて全国の居酒屋を歩く。アル中、薬物依存症、躁鬱病、…らもサンのヘビーでシニカルな日常が、せんべろな店の片隅で赤裸々に語られる。

せんべろ探偵が行くの感想・レビュー・書評

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  • 若いうちはオシャレな酒場もいいけど、やっぱり最後にたどり着きたいのはせんべろですな。わたしゃまだまだ修行がたりません。

  • 表紙を飾っているのは、昭和3年創業、十条の斎藤酒場と思われます(^-^) 赤羽の朝7時からの立ち呑み「いこい」もエントリーしています。中島らも&小堀純 著「せんべろ探偵が行く」、2003.10発行です。「せんべろ」は1000円でべろべろに酔えるという意味だったと思います(^-^)全国規模のせんべろ店(名店)が紹介されています。 

  • この本のなにが素晴らしいって、「せんべろ」のネーミングである。センベイの仲間かなあと思ってたら、「千円でべろべろ」の略だった。シビれた~、最高。

    内容は、要するに安い居酒屋めぐりの座談会である。ところどころにある中島らもさんのエッセイがいい。

    中島らもって、ほんっとに酒飲みだったのね。よくこんなに飲んでだね、ってくらいよく飲む人で。クスリでも捕まってたっけね。大麻だったか。
    普通の職業だったらこんな生き方できないから、なんと幸運な人生だろうと思う。(まあ、病院入ったり警察に捕まったり、いろいろあったんだろうけれど)飲んで飲んで飲みまくったアル中の鏡だ。
    普通のアル中は、人生棒に振るか、家庭崩壊か、アル中やめたら一生断酒か、どっちにしたってあんまり明るい話じゃないんだからさ。

  • 角打ちのこと、これに書いてあった。
    「博多の酒屋は昔、立ち呑みの客に木の枡で酒を呑ませていたとかで、四角い枡の角をパンッとカウンターに置く(打つ)ところから、角打ちと呼ばれたらしいが定かではない。」
    京橋の七津屋で、らもさんに会えたらうれしい。

  • 千円でべろべろ(せんべろ)に酔っ払うことを目的に各地の飲み屋をめぐる本。
    せんべろは目的なのでほとんど千円に収まりません。飲みすぎてオーバーしたりしてます。
    楽しい仲間と飲んでる雰囲気があってうらやましいです。

  • 中島らも+小堀純『"せんべろ”探偵が行く』(2003)を読む。
    「せんべろ」とは千円でべろべろになれる店の意味で、
    中島、小堀、大村アトムの三人が
    そうした条件の名店を探す旅を続ける。
    初出は「オール讀物」(2001-2003)。
    らもが亡くなるのは翌2004年7月のことである。

    まるで「東海道膝栗毛」を読むように抱腹絶倒の一巻。
    大阪に始まり、横浜、東京、名古屋、博多、金沢へと旅が続く。
    発言回数が一番少ない中島らもの一言一言に含蓄があり、
    小林秀雄が指摘するところの物が見えすぎた人、
    吉田兼好を連想した。

    単なる酔っぱらいたちの戯言のようでいて、
    ときおり、らもの洞察がポロリこぼれる。
    無論、知的な装いなどおくびにも出さない。
    痴的に見せているのは関西人の恥じらいか。

    十条の名店「斎藤酒場」に対するらものコメントが印象的で、
    その文章を引用した浜田信郎の人気ブログ「居酒屋礼賛」を読み、
    本書にたどり着いた。
    アマゾンのマーケットプレイスでも希少本扱いである。

    らもの小説、エッセイをもっと読んでみたくなり、
    文庫本を何冊か求めた。
    多作の人であり、若者たちの人生相談にものっていたことを知る。
    らもたちが訪れた酒場をいつか自分も行ってみたいものだと
    本書を読みながら空想、妄想の旅に僕も出ることにした。

    (文中敬称略)

  • せんべろ大好き。

    せんべろ界の指南本かと。

  • アル中だっていうのに、こんなに居酒屋回りしていいのかなあ、と思っていたら、やっぱり良くなかったのだね。

  • 呑みに行きたくなったよ。

  • 読んでると飲みに行きたくなります。

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