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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784163598109
みんなの感想まとめ
テーマは村上春樹の短編作品で、特に年少者向けに選ばれた作品が収められています。読者は、特に「沈黙」という短編に強い印象を受けており、その内容が現代社会における無批判な集団行動について考えさせられるもの...
感想・レビュー・書評
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久しぶりの村上春樹さん!児童書コーナーで発見したので、若者者向けの作品集のよう。
【シドニーのグリーン・ストリート】
久しぶりに羊男(,,>᎑<,,)そして「やれやれ」笑 村上春樹さんは相変わらずオシャレな小説を書く✨好き
【カンガルー日和】
若い男女が動物園にカンガルーを見に行く話。
なんだか、うっとりしちゃう…
自分が彼女になったみたいな気分になる笑
※本当は若い夫婦笑
【鏡】
「人間にとって、自分自身以上に怖いものが、この世にあるだろうか」ってフレーズが印象的。村上春樹さんは自分のこと、好きかな?嫌いかな?って思ったりした。
【とんがり焼の盛衰】
客観的に考えて、かつ主体的に事を為せるって、単純にカッコイイな〜って思った。そして執着しないところも素敵だなって。多分これが、村上春樹さん。
【かいつぶり】
世界の終わりと〜みたいな世界観を垣間見た。ファンタジーのような〜現実のような〜。
【踊る小人】
結構印象的。ゾウ工場って設定が面白い。
そしてちょっと怖い。悲劇的。やっぱり上手い話には裏がある(>_<)
【沈黙】
なんか…深かった。じっと耐えられる人、すごい。なんかすごい小説だった。好きだけど、言葉で言えない^^;
p214 人生そのものに負けるわけにはいかないと思ったんです。自分が軽蔑し価値を認めないものに、簡単に押し潰されるわけにはいかないんです。
【かえるくん、東京を救う】
もうちょっと(詳しくとか、続きをとか)読みたいって思う作品だった。
羊男出てくるやつ、もっと読みたい。 -
久しぶりの村上春樹。
村上春樹作品の中でも年少者向けの短編が入っている。
この中でも「沈黙」が一番好きかも。
「僕が本当に怖いと思うのは青木のような人間の言いぶんを無批判に受け入れて、うのみにする連中です。自分では何も生み出さず、何も理解していないくせに、口当たりの良い、受け入れやすい他人の意見に踊らされて集団で行動する連中です。彼らは自分が何かまちがったことをしているんじゃないかなんて、これっぽっちも考えたりはしないんです。彼らは自分が誰かを無意味に、決定的に傷つけているかもしれないなんていうことに思い当たりもしないような連中です。自分たちのとった行動がどんな結果をもたらそうと、何ひとつ責任はとりません。風向きのままに動くだけです。僕が本当におそれるのはそういう連中です。」
これって、SNSで誹謗中傷する人や、芸能人を思いっきり叩く人じゃない?と思った。
本当にそんな人の餌食になったら人を信用できなくなるよな〜。 -
村上春樹作品の短篇が収められている。中でも、『沈黙』は、秀逸。多くの若い人に読んで欲しいと感じる。
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高校の図書室で目に留まって、そのころ「村上春樹というものを読んでみたい」と思っていた私は意気揚々とページをめくってみたのだけれど、まるで意味がわからなくてすぐに書架にもどした。
その時のことをよく覚えている。今じゃいちばん敬愛する作家であるのだから、人間はどうなるか分からないものだ。
年少者向けに、いくつか春樹さんが自選しているとのこと。童話めいたものが多い印象です。
『夜のくもざる』所収のもの以外は読んだことあるはずなんだけど、タイトルに見覚えがあっても内容は結構(というかほぼ)忘れている。
私が好きな短編とは傾向がちがうものの、それも踏まえて楽しい読書だった。
娘がいつか春樹さんの小説を読んでくれる日は来るだろうか?もしそうなったら、どの話を面白いと思ってくれるだろう。今のところ、そんな日は来なそうではあるけれど……。 -
久々に心動かされた本だった。最初の作品から明らかに年少者向けって感じがプンプンしているんだけど、シンプルなおかげで、村上春樹の良さがちょっと分かった気がする。
どれも非常にシンプルな短編集で、モチーフが雑多に散りばめられていた。メッセージ性はあるものもあれば、ないものもある。そんな感じ。話ごとにテーマも書き方も全然違かったから、飽きずに読めて楽しかった。物語を書く人も、こんな風にして表現の仕方を一個一個広げていくのかって思うと、天才も凡人と同じように一個一個成長していくものなんだなって思えて、なんだか身近に感じた。勝手に身近に感じて不相応ではあるのだけれど。1人の人間が書ける表現とかテーマって限られているけど、無限に思えるほど存在している。だからこそ無限に成長していけるし、未知の化学反応も無限にあるんだな。
あと、あとがきが結構面白かった。作品が作られた経緯や主題について語られていたのだけれど、思わずクスッと笑ってしまうような書き方。自分で書いといて、「話はほとんどナンセンスで」とか「意味のようなものはほとんどない」って潔く言ってしまうところとか。正直、”読んでて面白いけど、意味はわかんないな”って思ってた作品に、「意味のようなものはほとんどない」と言われたら文句も言えない。”ああそうですか”って笑ってしまう。「時々僕はこういうことをする」って妙に客観的に言うところとか、ストレートな作品は小説家としてあまり好みではないとかも、村上春樹の人柄が滲み出てて面白い。
あとがきのタイトルが「かえるくんのいる場所」なのも、心の特別な領域にはたらきかけるのが物語なんだっていうのも、素敵だった。
「この作品で描きたかったのは…」って作者自身が言ってくれることってすごい貴重で、「ああなるほどな」って思えることが多くて、そういう意味でもすごく、読んでよかった本だった。年少者向けの作品って、余計な部分が削ぎ落とされてるから、噛むべきところをよく噛めて、味がよくわかっていいなと思う。これを機に、村上春樹の作品を色々読んで見たいなと思ったし、このシリーズの他の作者の作品も読んで見たいと思った。
共感したのは「沈黙」で漱石っぽいなと思ったのと、「鏡」は江戸川乱歩っぽいなと思った。「シドニーのグリーンストリート」の最初の部分だけは、サリンジャーっぽいなと思った。ぽいとか言うと、本当にファンの人に怒られそうだけど。 -
久しぶりに村上春樹読んだけど、短編でテンポ良くて面白いし、若者向けに手が加えられてるみたいだからすごい読みやすかった&短編の流れが好みの一冊だった
好きな話は、『カンガルー日和』、『鉛筆削り(あるいは幸運としての渡辺昇①)』
『沈黙』は、本人の解説の通り村上春樹ぽくはないんだけど、喧嘩した片方側の、どうであれ相手の状況を何も知らないで言う、自分は何も間違ってないという意見が、いわばこの本の対象年齢の人にはかなり刺さると思うし名作だなと思った
村上春樹作品は、よく分からない暗そうな謎の空間を想像できるのが読んでて楽しいと思わせられる!
ただし、おはなしの楽しいところで度々「蛆」が出てくるのは、本当勘弁です^_^; -
2013年4月23日
村上春樹さんの作品は、ずっと以前、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」とか「羊をめぐる冒険」とかを読んだことがあります。なぜだかわからないけど読んでいて癒される感じがしてた。
どうでもいいようなことを細かく描写してあったりすると、すごく心がほっとする。
ですが近年の作品は、私の理解の範疇をはるかに超えているうえに、エロいシーンが多すぎてなんとも敷居が高い気がします。
海辺のカフカとか、たぶん意味が1/100も理解できなかったけど、猫と話ができるナカタさんはうらやましかった。
この本は、10代の人たちに向けた自選作品集と言うことです。エロいシーンはなかったけど、グロいシーンはいくつかありました(^^;
個人的には10代の子に、例えば13歳の子には読ませたくはないかも…
本の最後に、作者によるコメントがあったんだけど、それがなかなかおもしろかったです。
一番印象に残ったのは「とんがり焼の盛衰」。作者自身が作家としてデビューしたときの話をパロってというか皮肉ってというか題材にして(?)書いたそう。コメントで「だいたいまあこんな感じだったんだ、と思っていただけるとありがたい。」って、だいたいまぁこんな感じだったのか!?(^^;;
あと、「鉛筆削り(あるいは幸運としての渡辺昇①」と「タイム・マシーン(あるいは幸運としての渡辺昇②」も好きでした。
「沈黙」は、コメントの中で作者自身が「とにかくストレートな話だ。僕自身は小説家として、正直に言って、このようなストレートな話はあまり好みではない。」と言っている。でも、この話の語り手が体験したのと同じような心的状況を作者自身が一度ならず経験し、「自分がそのときに感じた心情を少しでもリアルに、物語というかたちに換えてみたかったのだ」だそう。
この話は作者の予想を超えて、多くの人に切実に読まれているそうです。
こういう目に合ってる人が、この物語を心の支えにしてるんだね。
自分にとっては重大だけど、きっとほかの人にとっては取るに足らないことなんだろう、って思うことって、実は多くの人が体験している苦しみなのかもしれない、と思うことが最近もあった。
そういうことを、もしかして、と思った時に勇気を出して話してみて、共感し合えたりしたら、すごくうれしい。
だから、それを小説や絵本や何らかの形にすることって、すごく意義のあることだと思うんです。
「シドニーのグリーン・ストリート」と「カンガルー日和」はとってもかわいい話だった。
他の作品はまったく意味が分からなかったり、楽しいけど意味が分からなかったりした(^^; -
読了2009.10.22
「鏡」「ドーナツ化」「沈黙」「かえるくん、東京を救う」が特に好きでした。 -
いつも地球じゃなく別の星の話なんじゃないかと思う。星新一に近い感覚で読んでいる。作品の世界の空気感が好き。カンガルー日和と、緑の獣、
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村上春樹の短編は、作品によって好き嫌いが分かれます。
長編はほとんど好きなのですが、なぜでしょう。 -
小説の面白さや楽しさを味わうために村上さん自身がセレクトした年少者向けのアンソロジー。カエルくんとか羊男とかゾウ工場とか、どの話もすごく村上春樹。入り口にはとてもいいかもしれない。普通におもしろかった。ユーモラス。
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「鏡」と「〜渡辺昇」絶対どこかで読んだことある、どこだか思い出せない、結構昔、ウワーもやもやする!
めちゃくちゃ偏見と食わず嫌いで村上春樹に苦手意識持ってたんだけど、文章が難しすぎるわけでもなく特に問題なく読めた。世界観はよく分からんのも多かったし何かを得られたような気もしなかったけど、村上春樹入門としてはよかったかも。他の作品も読んでみようと思えました
「かえるくん〜」は1/17も2/18も縁のある日付だから個人的に印象に残った -
結構前に読んだ初期の短編集が好きじゃなく、春樹といえば長編、ってイメージがあるんだけど、最近の短編集は結構面白く読めたこともあり、単純に自分の読書力の問題かも、と感じる昨今。試しに本書を、ってことで手に取ったもの。既読(らしい)作品もいくつか収録されていたんだけど、読んでみても全く覚えておらず。基本的には初めて読むものとして楽しんだ次第。そう、結果的にはだいぶ楽しめたのでした。やっぱさすがだな、と改めて。
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様々な短編集に収録されている中から、抜粋された短編たち。久しぶりに読むものが多くほとんど内容を忘れていたので面白く読めたが、夜寝る前に読むのにはちょっと怖すぎた。。笑
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小5兄が教科書に載ってる「カレーライス」にはまり、重松清さん編探したけど近くの図書館で取り扱いなし。じゃあ母推薦村上春樹さん!と。小3妹がおもしろい〜!らしい。妹おすすめは「インド屋さん」
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幼少期にして村上春樹の良さに気づけたとしたら、何よりもの先行投資であるように思う。
幼少期に村上春樹の魅力に気づけるなんて羨ましい話。
村上文学特有の性描写は割愛され、長編に及ぶ物語ではないものの、メタファーは削り落とされることなく感じる。
1番好きだったのは「沈黙」。
本質を突く、ストレートなメッセージだったのが新鮮と感じたのだが、あとがきによると春樹さんはらしくないからと好んでいないよう。
それを読み、自分の未熟さを感じた。
メタファーから感じ取れる人間になりたいと強く思った。
「カンガルー日和」が改編されているらしく、当初のものと脳内比較して、違うところの発見が一点。
ビールが熊になっている。
当初のビールでシメられる文こそ村上春樹らしいのに、と一瞬思ったものの、子どもの好奇心を際立てているとを感じた。熊でも悪くないな。
あと、「ショートショート」というジャンル。
改めて興味深い。。 -
図書館で見かけて、久しぶりに読み返しました。後書きにもあるように、見比べると結構手を入れてあることがわかりました。「沈黙」は良い意味で年少者向けだと思います。何かのアンソロジーにも入っていた覚えがあります。渡辺昇シリーズ(?)は他の本にも収められていないかなと思っています。手元にほしいので。それから、村上春樹さんの描く「井戸」が何を意味するのか、最近はそればかり考えています。ねじまき鳥も読み返したくなってきます。
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短編になっていた。
子供に読ませよう!と思って借りたが。。。
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貴志祐介サンの「新世界より」を読んで
すっかり疲れてしまったので
「はじめての村上春樹」を読む。
少し前の村上春樹は何読んでもハズレがなくて
安住の地で疲れを癒す作品ばかり。
その上
この「はじめて」シリーズは小学生でも読めると思う。
純文学って
何か伝えたいっていうより
ただ書きたいと思ったものを書いてるだけだと思うので
読む側は受け入れるだけ。
音楽を聴くように身を委ねて読む感じ。
疲れない。
しかも短編だし。
ただただ気持ちいい。
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