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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784163599106
みんなの感想まとめ
多様なテイストを持つ短編作品が収められたこの本は、読者に新たな視点を提供します。特に、舞台設定や登場人物の描写からは、独特の雰囲気が漂い、まるで異世界に引き込まれるような感覚を味わえます。作品の中には...
感想・レビュー・書評
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この作家さんはちょっと自分の好みと違うだろうなぁ…と思って避けていた。が、非常勤とはいえ学校司書になってしまったからには、学校の書架にある本を読まなければ!と、一生懸命読んでいた頃にこの本も手に取った。
読み始めから、「あ〜、この舞台は日本じゃないな」とすぐに分かる。具体的には何も書いてないのだが、最初の一、二行で感じるのだ。
なかなかすごい。他の短編も今までに読んだ事のない雰囲気だった。
中3くらいで、こんな本に出会えれば世界は広がるのかもしれない。2019.5.2詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「はじめての文学」シリーズ6冊目は山田詠美をチョイス。
エイミー先生、高校生の読書感想文用に『ぼくは勉強ができない』を読み、仕事で『ひよこの眼』を読み、ええと他には何か読んだっけな。
セクシーだったりハードボイルドだったりコミカルだったり様々なテイストが収められていましたが、どの作品にも根底には透明感みたいなものがあって、どうにも切なくなってしまいます。
私の中では「ちょっとワルいけど意外と面倒見のいい中学の先輩」枠に分類されている山田詠美様。あとがきもかっこようございました。
【収録作品】
海の庭
ひよこの眼
アニマル・ロジック
HE AND MRS.JONES
涙腺転換
Crystal Silence
こぎつねこん
眠れる分度器 -
山田詠美の作品は、昔よく読んでいたし、最近も新作が出るとチェックしているので、懐かしさから手に取った。
この「初めて読む山田詠美」を読んで、続けて他の作品を読みたいと思う人がいるか、甚だ疑問なセレクトな気がする。
私が初めて山田詠美の本を読んだのは、かなりの数の本が刊行されてから。(彼女に関する下世話なニュースが先行していて、なかなか読む気が起きなかった)
数ある作品の中で「初めて」読んだのは、この選集に入っている作品ではなかったし、最初の印象がこの本だったら、読み続けてはいなかったと思う。
なので、本当に山田詠美の本を「初めて」読む人は、これで「そんなもんか」と思わずに、彼女のデビュー作や初期の頃の作品(短編)を読んでみて、判断して欲しいなと思う。
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「割とダーク」という印象を持っていたため敬遠していたのだが、読み始めてすぐに食わず嫌いだったという事がわかった。
特に最後の「眠れる分度器」がお気に入り。
一生懸命であるものの、まだまだ未熟な奥村先生と達観している秀美親子の掛け合いが面白かった。 -
“読まず嫌い”の作家さんの1人、山田詠美さん。何かのレビューをみて興味をもち、どれを読もうかと選んだのがこの本。このシリーズは初読みの作家さんを試すにはもってこいだと思います。
『ひよこの眼』『眠れる分度器』が特に良かったです。『涙腺転換』もユーモラスで好き。私が勝手に抱いていたイメージとは違って、繊細でさらりとした透明感がある文章に、そして感性に引き込まれました。どうしてもっと早く読まなかったのだろう、悔しいなぁ。 とても満足した一冊です。 -
これで、この人の文章が分かることができない。
これで、この人の文章の良さが伝わってこない。
笑える話しもあり、考えさせられる話しもあり。
今度は長編を読んでみたい。 -
Amy’s world再び。高校生のとき著者の作品はけっこう読んだなー。夏の推薦(?)図書の定番でしょ、「ぼくは勉強ができない」とかさ。(本作ではこちらはないものの、小学生の秀美くんに会える)
再読の作品も、自分が初めて読んだ作品もあった。読みやすく、ティーンズも無理なく詠美さんの世界を楽しめそうと感じた。
「非常事態における缶切り」(が何かはあとがき読んでください)、沢山あったはずなのに、made by Amyはあれだけ大の”オキニ”だったのに、すっかりどこかにしまってしまってたようで、久々だからうまく使えなかったかもしれない。中身を味わう心の舌に苔が生えてるのかもしれない。生活とは、人生の苦労とは、心の舌を劣化、いや麻痺させるのか!あの時のように心の襞が震えないのは何故だ!!変えてしまった何かが憎い!(笑)缶切り不要の人生に近づいているというのか!!!
思い起こせば思春期って立ち止まり悩み自分の感受性を育むとても多感な時期。そんな時期には是が非でもこの本を読んでAmy’s world に行ってみてほしい。あの時描いてた素敵な大人に今の自分はほど遠いけど、もうすぐ思春期の娘を持つ親として、年頃になったら読んで欲しいなって思う。 -
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山田詠美な気分だったので。
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あとがきがカッコよすぎた。
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うーん。残念ながら自分の感じに合わない作品の方が多かったです。
でも、感じがあった「ひよこの眼」や文学を缶切りに例えたあとがきは大好きですし、合わなかった作品にも、印象的な台詞やテーマは、心の中の開けていない缶詰めを、少し開けてくれた気がします。
また閉じちゃいそうだけど…。 -
『学問』
小学生4人の大人への成長を田舎の風景を背景に描いてる。
性に対しての思春期ならではの変化や興味に関しての言葉の描写や表現が素晴らしい。
大人になったからこそ感じるものがたくさんある。 -
涙腺転換おもしろすぎ
おかあちゃまー -
20年ぶりに山田詠美さんの本を手にとりました。
図書館で借りて帰ってくる道すがら、「もしかして、すごくおもしろいのでは? この20年、見過ごしてきたことを後悔するのでは?」な~んて思ったけれど、まったくの杞憂でした。
またそっち系の話か~という感じで、興味が持てない。小説家としてかなり実力のある方だとは思うし、こういうのを好きな人に対して否定はしません。ただ、どうも私には向かないみたいですね……。 -
図書館で見慣れない山田詠美を発見。
「これは、何?」と思って手に取ったところ
青少年向けに編集されたものらしい。
でも、山田詠美の自選らしいので
興味深く手に取ってみた。
ほとんど、読んだことある作品だけど
「ひよこの眼」は読んだことがなくて
その作品の深さに感動した。
すごくいい作品だった。
「ひよこの眼」が収められいる
「晩年の子供」はぜひ、読んでみたい。
でも、なんといってもこの本の素晴らしさは
山田詠美が青少年達にとって「文学とは何か?」と
いうことについて書いた「あとがき」にある。
たった2ページだけど、1冊の本を読んだような
深さと重みと満足感がある。
この「あとがき」だけでも充分読む価値があった。
この「はじめての文学」シリーズは
全12巻あるから、苦手な作家を読んでみたいと思う。
本人の自選ならば、その作家の特色が1番出ているはずだと思うから。 -
なんかすごかったな…バラエティボックス
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「眠れる分度器」が一番好きだった。
あの親にしてこの子あり。
子育ては芸術、というか。
魅力的な人間ってやっぱり人とどっか違う。
強い女の人はかっこいい。
山田詠美さん自体、こんな感じする。
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