臍曲がり新左

  • 文藝春秋 (1981年9月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784163628103

みんなの感想まとめ

下級武士や浪人たちが武士の倫理の中で生きる姿を描いた短編集は、時代背景に深く根ざした人間ドラマが魅力です。各編は、喜びや悲しみ、そして人間関係の複雑さを巧みに表現しており、特に『臍曲がり新左』では、親...

感想・レビュー・書評

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  • 1981年第1刷、文藝春秋の単行本。11編。すべて文庫本収録されている。すべて下級武士や浪人が武士の倫理の中でどう生きるか、である。『木綿触れ』クスリと笑える話もある中非常に悲しい話である、『竹光始末』以前も書いたが竹光と知ったとたんに襲ってくるところが人間的。おそらくそれまでは本気で逃げようとしてただけに。『小川の辺』この従者、おそろしい、以心伝心的に(それまでそんな話をすることはできないはず)相手の女性にも通じてしまうところも。

    収録作:『紅の記憶』、『証拠人』、『臍曲がり新左』、『一顆の瓜』、『冤罪』、『竹光始末』、『遠方より来る』、『雪明かり』、『小川の辺』、『木綿触れ』、『夢ぞ見し』、巻末エッセイ:『「美徳」の敬遠』(昭和56年8月)藤沢周平、文庫収録:紅の「闇の梯子」、証拠「冤罪」、臍曲「冤罪」、一顆「冤罪」、冤罪「冤罪」「雪明かり」、竹光「竹光始末」、遠方「竹光始末」「雪明かり」、雪明「雪明かり」「時雨のあと」、小川「闇の穴」、木綿「闇の穴」、夢ぞ「長門守の陰謀」、私が読んだものを列挙、抜けている可能性あり、初出表記あり

  • 読ませる。その時代にタイムスリップして、物語をのぞいているような気持にさせる。

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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