冬の潮

  • 文藝春秋 (1981年11月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784163628301

みんなの感想まとめ

暗いテーマが印象的な短編小説集で、12編の物語がそれぞれ異なる市井の人々の生活を描いています。作品は、江戸時代の市中を舞台にし、登場人物たちの苦悩や孤独を繊細に表現しています。特に「しぶとい連中」では...

感想・レビュー・書評

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  • 1981年第一刷、文藝春秋の単行本。12編。市中物の12編。どれも暗い話。もっとも短編傑作選に収録されている作品はすべてが暗いような気がするが。『荒れ野』陸奥国境に舞台を取っているが、さすがに1日言っても荒れ野ということはないのではないか。それはとにかく荒れ野に生きる女性の正体は何だったのか、本人が言っていたとおり猟師の夫の帰りを待つ妻なのだろうか。

    その他:巻末エッセイ『市井の人びと(二)』、収録作:『時雨のあと』、『冬の潮』、『しぶとい連中』、『秘密』、『意気地なし』、『暁のひかり』、『石を抱く』、『閉ざされた口』、『狂気』、『荒れ野』、『春の雪』、『遠い少女』、他:初出表記あり

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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