アドルフに告ぐ 第4巻

著者 :
  • 文藝春秋
3.98
  • (19)
  • (9)
  • (17)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 140
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163632803

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 初版

  • 一般市民にとって、つくづく戦争って貧乏くじを引かされる憤りでしかない。

  • 虚しいこと。
    誰一人幸せにならない…なんていうことすら虚しい。
    しかし、体頑丈だなあ、峠さん。

  • 「正義」というのは悪魔の囁き。その名のもとに奪い、犯し、殺し合う。気がつけば恐怖と憎しみの渦中にいた三人の行き先は……偶然にも終戦の日に読了した最終巻。

  • 最後の泥沼のイスラエルとパレスチナは強引だったけど、歴史の流れを感じられて、さすが手塚治虫だなと思える終わり方だった。

  • 第二次世界大戦前後、ナチスの台頭から終焉までを背景として、日本とドイツで繰り広げられる人生劇場。アドルフ・カウフマン、アドルフ・カミル、アドルフ・ヒットラーの3人を主軸に添えた、ドイツ人、ユダヤ人、そして日本人の悲しい物語。手塚治虫作品の中でも最も頻繁に読み返す作品のひとつです。文庫本に収録されている、関川夏央による解説が秀逸。

    今年2008年は手塚治虫生誕70周年。『アドルフに告ぐ』に限らず、改めて各作品が再評価されることでしょう。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

手塚治虫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×