ニューイングランドの四季 ターシャ・テューダーの世界

制作 : Tasha Tudor  Richard Brown  相原 真理子 
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 103
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163632902

感想・レビュー・書評

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  • とても大事な人が自分の歳の頃に出会った本。悩みが何かを打ち明けなくても この本で全て背中を押してくれた。
    ターシャさんの生き方に憧れは抱かなかったけど、いくつかの言葉をメモした。きっとこの言葉は、いつか 自分の大切な子の20歳のときに送ってあげるんだろうなと

  • 思う通りに生きなくては~

  • ターシャ・テューダーは1914年ボストン生まれ。残念ながら、2008年6月18日に自宅で家族、友人に囲まれて逝去、92歳ことだった。 絵本画家・挿絵画家・園芸家(ガーデナー)・人形作家。ご本人は主婦という。9歳のときに両親が離婚。両親の友人のボヘミアン的な家庭に預けられた。ここで絵の才能を伸ばしたそうだ。23歳で結婚し4人の子供に恵まれるが、1961年46歳で離婚。挿絵や絵本の仕事をしながら4人の子供を育てた。やがて、物心がつくころから憧れていた1830年代の生活様式を実践し始めた。息子に手作りで18世紀の農家を模した家を建てさせ、「この世の楽園」と自称する美しい庭を作り上げた。この美しい写真集はそんなターシャの70代後半のころの生活を見せてくれる。美しい花々、かわいい動物たち、孫たち?に囲まれた、とても穏やかな生活が見られる。奥付に、2008年2月15日 第23刷、とある。23刷とは、多くの人の共感を得ているのだろう。浮かんできた感想は、なぜかあこがれ。「なぜか」と書いたのは、同じような生活は自分にはできないとわかっているから。9ヶ月間は冬という土地柄。雪が積もる。電気・ガスを使っていない?テレビはおろか電気製品が写っていない。 明かりはろうそく。糸を紡ぎ、布を織る。ターシャはそれらすべてが楽しくて仕方ないらしい。現代人では暮らせないだろう生活様式。でも、やすらぎや豊かさを感じ、あこがれる。ターシャはいう。「世間の人はバラ色のレンズを通してわたしを見ています。わたしも人間であることに気づかない。本物のわたしを見ていません」わたしも見ていないのかもしれないが……ターシャは冗談で、スティルウォーター教という宗教を作った。納屋でパーティを開くために。みんなで心ゆくまで踊ったり、おいしいものをどっさり食べて、楽しく過ごしたそうだ。「この世の悲しみは幻にすぎません。その後ろに、しかもわたしたちの手の届くところに喜びがあります。喜びを受け入れましょう」これがスティルウォーター教の最も重要な戒律。喜びはすぐ手に入るところにある。生まれつき悲観的な人もいれば、楽観的な人もいる。ターシャはだんぜん楽天主義者だそうだ。スティルウォーター=動かない水日本にも似た言葉がある。「明鏡止水」 心にわだかまりや、くもりがないこと。毎日ストレスの溜まる仕事をしているなら、休日にはお茶を用意して、こんな写真集をゆっくりと眺めるのもいいかもしれない。ターシャのご冥福をお祈りします。 

  • 回転はやい

  • こんな素敵なおばあちゃんになりたいです。

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著者プロフィール

絵本作家。1915-2008。アメリカ、バーモント州の山奥でガーデニングと動物とのナチュラルライフを満喫。その質素で優雅な暮らしぶり、広大なナチュラルガーデン、心に染み入る言葉の数々は、亡くなったいまも、多くの人々に勇気と感動をあたえている。

「2019年 『ターシャのシンプルメッセージ 何があっても前を向いて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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