ナンシー関大全

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 170
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163651606

作品紹介・あらすじ

ナンシー関はここにいる。究極の愛蔵版。

感想・レビュー・書評

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  • 女だったのか。
    画像を見ると、彼女の姿はなんだか丸い。消しゴムみたいな形をしていると思った。
    この本で一番良かったところを引用する。

    【最後にどうしても書きたいことを思い出した。
    先日、テレビで全盲の少女が普通の中学校に入学したという話題を伝えていた。
    その子は「中学に入ったら、どんなことをしたいですか」という問いに、「ひと目ボレとかしたい」と答えたのである。
    誤解しないでほしいが、私が曲解したのではなく、彼女が「ギャグ」として言ったのである。すごい。感服しました。】

    彼女はビレバンには行かないだろうが、ビレバンには彼女の本がすべて置いてありそうだ、と考えた。

  • ふむ

  • ナンシー関さんのコラムをリアルタイムに読んでいたことはないけれど、存在感とかはなんとなく知っていた。彼女の鋭い観察眼と決して下品にならない番組の考察、芸能人の話題とかが今にあったらどんなに良かっただろうと思う。そんなに芸能界の話題に興味があるわけではないけれど、SNSが発達した今、週刊誌と芸能レポーターの一方的な話題とかをどう斬るのか、切り取って表現するのかがすごく気になるなぁと思った。個人的に毎年NHKの「新春TV放談」が好きなんだけど、ああいう感じで番組もきちんと批評され評価される視点ができるのがナンシー関さんだったろうな。朝ドラ秀逸作と駄作とか分析して斬って欲しかったな。あと消しゴムハンコはやっぱりすごい。ちょっと彫ってつくってみたくなった。

  • 図書館の棚前にて。
    これを全部読み終わったら、もう読めないんだ。
    合掌。

  • ナンシー関なのに装丁が立派!
    そのちぐはぐに価値がある。

  • 有吉とかまつことか好きな人はぜったい好き!

  • ナンシー関が亡くなった後に纏めたらしい。対談や、ギャラリーやら満載です。テレビ番組や芸能人の批評が独自の視点で面白い。

  • ナンシーには、時々降りて来て、喝を入れてもらいたい。

  • ナンシー関は子どもの頃から太ってた。でもいいの。すごい人だから。

  • ナンシー関は遠くになりにけり。昔ほど笑えなかった。

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著者プロフィール

1962-2002 青森県生まれ。法政大学中退。消しゴム版画家。雑誌のエッセイや対談でも活躍中。著書に『ナンシー関の顔面手帖94夏』『信仰の現場』『小耳にはさもう』ほか多数。

「2014年 『語りあかそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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