簡単に断れない。

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163659404

感想・レビュー・書評

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  • 週刊文春で土屋氏のエッセイを見かけたが運の尽き、人を食ったような文体に魅せられてついつい読んでしまうように。しまいにはエッセイをまとめた本にまで手を出すようになってしまったので、土屋教授の思惑にまんまと嵌ったと言えなくもないですね。

    土屋氏の本職は哲学者なのでエッセイ20本に1本ぐらいは哲学者らしい洞察みたいなのが3行ぐらい含まれてたりしますが、それ以外は9割9分、ふざけた土屋ワールド全開です。文春の連載が好きな方なら、氏のエッセイ集はどれであっても楽しめるのではないかと思います。

  • 『週刊文春』連載シリーズ第5弾

    ブックデザイン / 日下 潤一・後藤 あゆみ
    装画 / いしい ひさいち
    本文イラスト / 土屋 賢二

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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