名セリフ!

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 91
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163661407

感想・レビュー・書評

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  • 映画の分野で有名な「お楽しみはこれからだ」の演劇版みたいなもの。多少、お芝居を見る人でないとあまり楽しめないかも。

  • 映画や演劇から含蓄に富んだセリフを引っ張ってきました。というもの。本職さんが書いているだけに、思わずうなってしまうのも。この深みがわからないのは、私の人生経験が足りないからなのだな。

  • おもしろかった!
    演劇はいつも観てるだけで、やったことがないから、俳優さんがどんな風に台詞を言ってるのか知ることができて興味深かった。
    演劇はどんなメディアよりも自由であるとか、読んでいてわくわくした。
    この戯曲読んでみたいなーって作品もたくさんあった。
    登場人物が外国人だとカタカナの名前は記号にしか見えなくてすぐ誰が誰だかわからなくなってしまうけど、落ち着いてゆっくり読んだらすんなりストーリーが自分の心に入ってきた。

  • 古今東西の芝居の名台詞を、丁寧な解説と共に紹介していく本です。引き合いに出される台詞が、もういちいち鳥肌が立つくらい素晴らしくて感動した覚えがあります。美しい言葉って、読んでるだけでも心洗われるものです。
    ひとつの物語以上に、ひとつのレトリックに感動してしまう様な…綺麗な言葉に酔わされやすいロマンチストの方でしたら、まず読んで損はしないと思いますよ。
    「人間は生きるフリより死んだマネの方が得意」という台詞に痺れた高校時代。

  • 古今東西の名セリフを集めた本。といっても、読んで「名セリフだ!」と思うセリフではなくて、前後があってこその「名セリフ」なので、紹介されている本を知らないとそこまで「名セリフだなぁ」とは思わないかもしれない。ほとんど劇関係の作品だと思われる。
    2009/12/2

  • 古今東西の戯曲の中から、これは!という名ゼリフを紹介した本。恋する台詞、知的な台詞、決意の台詞…などに分かれている。
    戯曲の大まかなあらすじも紹介されていて、名ゼリフを知ると共に話の内容もかじれてしまうお得な本。

  • アメリカの三谷幸喜、ニールサイモン。イギリスのアラン・エイクボーン。三島由紀夫の「サド公爵」

  • 演出家・劇作家でもある鴻上氏。
    シェイクスピアからギリシア悲劇、そして三谷幸喜までと、様々な戯曲から選んだ名セリフの数々。
    作品の解説もあるので、人生についてだけでなく、演劇のお勉強も出来てしまい、一石二鳥?
    なかなか興味深い、面白そうな一冊です。

  • 世の中に数多ある名台詞を選び出すのは難しい。でも、鴻上氏の選んだこれらは、間違いなく名セリフ!と言うに相応しい。ジュリエットに出逢う以前、ロミオには片思いをしていた人がいるのを知って居ますか?知りたい人は読む事をお勧めします。

  • 2004.12.06

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著者プロフィール

著者等紹介
鴻上尚史[コウカミショウジ]
1958年8月2日生まれ。愛媛県新居浜市出身。早稲田大学法学部卒業。劇作家・演出家・エッセイスト・小説家

「2023年 『ヘルメットをかぶった君に会いたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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