小泉純一郎 血脈の王朝

  • 文藝春秋 (2004年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784163664408

みんなの感想まとめ

テーマは小泉純一郎の政治的背景と彼を支えた人々の関係性に迫るもので、特に秘書官の飯島勲や田中真紀子、小泉信子の人物像が鮮明に描かれています。著者は、彼らの個性や背景を通じて小泉政権の魅力と複雑さを探求...

感想・レビュー・書評

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  • 2017/06/05 読了

  • 小泉元首相を支えた秘書官の飯島勲の生まれから、そのカリスマ性の所以。田中真紀子が父角栄と似ても似つかないわがままで配慮が出来ない人物でありながら、なぜあそこまで人気を呼んでいたのかの謎の解明。そして女帝と呼ばれ、謎に包まれていた小泉の姉・信子の人物像と小泉家の又次郎、純也の時代からの女系家族ぶりを振り返り、小泉という一時代を画した「変人宰相」を生んだ3人の背景・実像に迫ります。この著者の鋭い舌鋒と語り口の滑らかさにはいつも惹きつけられ、本当に読んだ後の爽快感があるのですが、ここまで総理だった人物とこの3人にとどまらないその周りの人たちを悪し様に語ってよいのか、どこまでが真実かが分からないのに、近くにいた人物が語った言葉ばかりで構成されているため、やや不安になりました。それは割り引いても、実に楽しいです。小泉が今回の総裁選で「小池百合子を支持する」という報道もうべなるかな、と思いました。

  • 政治オンチの私にも読みやすい。小泉純一郎が関わった人物ごとに構成されていて、いろんな面から彼を見れる。人がリアルに描かれている。ひきこまれました。

  • 小泉本人への取材がない。

  • 小泉純一郎という人間を読み解く上で、非常に重要なキーパーソンを奥深く取材し、紐解いていった一冊。飯島秘書官・田中真紀子元外相・小泉信子(姉)らを、周辺人物や故郷などを徹底的に取材し、人物像を浮かび上がらせようとする、筆者の手法は、非常にリアリティを感じさせ、読者の興味をひきつけて止まない。中でも、普段マスコミの表舞台に出てくることのない、飯島秘書官と信子姉の描写は、新鮮で面白く、それだけで読む価値がある書である。小泉ブームに乗せられた人もそうでない人も、一度は読んでみると、より彼への理解が深まるであろう。

  • 2005/1/14購入

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者、業界紙勤務を経てノンフィクション作家となる。1997年、民俗学者宮本常一と渋沢敬三の生涯を描いた『旅する巨人』(文藝春秋)で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2009年、『甘粕正彦乱心の曠野』(新潮社)で第31回講談社ノンフィクション賞を受賞。

「2014年 『津波と原発』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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