不老の方程式 長生き偏差値アップのための集中講義

  • 文藝春秋 (2005年8月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163673905

みんなの感想まとめ

医療の現状とその課題に鋭く切り込んだ内容が特徴で、特に日本の医療システムに対する厳しい視点が印象的です。私立医学校の既得権や、医師の質の低下、薬の安易な処方がもたらす問題について具体的な例を挙げながら...

感想・レビュー・書評

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  •  和田秀樹先生が東大病院の老人科研修医のとき、教授などが製薬会社の接待で毎晩高級クラブに。その見返りか、高齢者に大量の薬を。別府宏圀先生によると、製薬会社からの研究委託費は医局の収入源。また、飲み食い代も薬価に、全てが消費者の負担に。情けないです! 和田秀樹・編「不老の方程式」、2005.8発行。9人の先生方との対談集です。①小児総合病院があるように、高齢者専用総合病院が必要 ②高齢者は多かれ少なかれ動脈硬化。血管の壁が厚いから、多少血圧や血糖値が高めでないと脳に酸素やブドウ糖がいかなくなる ③予防医学的な発想は、高齢者の寿命を延ばすのに全く寄与しない ④高血圧より低体温が大敵。体操や入浴で体温を上げる ⑤日本はスペシャリスト志向。高齢者にはジェネラリストが必要。訪問看護と在宅医療。

  • 実際、今の日本ではお金があれば優秀じゃない人も医師になってしまうし(特に私立。地方の受験科目が少ない医学専門校。)世間的な評価が高い職業でうまくやれば稼げるし、国立とか防衛大学のような優秀なところを出た真面目な医師は現場に出なかったり私立の既得権組織でボンボン医師が上に行っちゃったりしてやる気を削がれるし…。

    私立の学校教育は政治家にとって美味しいジャンルで本当にいろんな既得権があって、患者のための体制が全く整っていない、儲けることや名誉を保つことがメインになっているのだなと思いました。

    とにかく病気にならないことが大事!
    自分で健康のためにやれることは少しでもやろう。
    薬漬けのような生活は気をつけなくては…。
    暴飲暴食はやめよう。
    それでも病気にはなるだろうし、老化も進むから、こういう今の体制に声を上げるお医者さんが増えてくれるといいなぁ。

  • 高齢者医療について知識を深めるために読んだが、高齢者医療というより、医療全般の実態に寒気がする内容だった。大学の教授が「へぼ」だと、その配下はすべて「へぼ」になり、だれもそれを止められないだとか、オランダなら、必要のないかぎり薬を出さない(解熱剤でも)が、日本は、ほいほい薬を出し、その出し方も、強力な薬をとりあえず出しとけば大丈夫だろうという安易なやり方となっている。その結果と言えば、医療費の高騰、耐性菌の蔓延とひどい状態だ。また、医療は人不足だと考えていたが、教育体制を整えずに安易に人を増やせば、へぼ医者の洪水になってしまうことにも触れられており、医療崩壊の防止は一筋縄では行かない問題であることを改めて感じた。

  • 精神科医で学習塾経営、テレビ出演と活躍。
    そして老人医療も専門である。全身をトータルに診ることの大切さ、体に優しい医療を提案。

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著者プロフィール

精神科医。1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。幸齢党党首。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の最前線に立ち続けている。『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『80代から認知症はフツー』『死ぬまでひとり暮らし』『死ぬのはこわくない』『80歳で体はこう変わるからやっておきたいこと』(以上、興陽館)など、著書多数。

「2026年 『医者の言うことを聞いてはいけない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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