学力の新しいルール

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163674803

作品紹介・あらすじ

猫の目のように教育政策は変わります。しかし、このルールさえ学べば、あなたの子どもは大丈夫!中学受験をしないからこそ、将来を切り開ける。低所得の家庭からの東大合格者が増えている。深夜の塾通いがかえって、学力を低下させる。個性は苦しい努力の向こう側にしかない。受験は手段、目標ととりちがえない。三〇、四〇代に大きな仕事をなす人間を育てる-ほか。

感想・レビュー・書評

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  • 「低所得の家庭からの東大合格者が増えている」
    という帯の文に惹かれて2005年に購入。

    100マス計算ばかり、取り上げられていますが‥
    本当に大切なのは、
    早寝早起きして、子どもの生活リズムを整えること。
    そして、朝はご飯を食べること。
    子どもが元気に暮らせることが一番!
    これが、頭の良い子を育てる秘訣。



    陰山英男さんの本は何冊か読んでますが、自宅にあるのはこれだけです。
    「本当の学力をつける本」の方がインパクトがありましたが、
    この本は、データを示して、
    「回りの情報に振り回されないで、本当に大切なものを大事にして」
    と、訴えていらっしゃるように感じました。

    友人に貸して‥
    昨年、近くの小学校で講演を聞いた松居和さんがのっていた。
    と聞いたもので、再度読み直しました。
    子どものことを考えている方々はどこかでつながっているのだなと思いました。

  • 一家に1台だったテレビは1人1台と言う時代に変わってきました。そこからテレビの個別化、番組の新薬が始まるのです 1982年に誕生したテレビゲームは、1988年2月をもって完全に日本の各家庭に普及したと言えるわけです 早く寝る子ほど学力は高い 朝食を食べている子ほど学力は高い トラブルというのは逃げた時に最も大きくなります。どんな些細な事でも、きちんと向き会う姿勢が必要です 教育費の負担が家庭の教育力をそぐ 実社会は失敗の連続の上に成功が築かれる

  • お母さん、余裕を持ってちゃんと朝ごはんを食べさせてから子供を学校へ送り出していますか?子供たちが大人と同じように夜型の生活をしていませんか?
    生活の中にこそ、学力向上のヒントがたくさん隠されていることを数々のデータから解説しているこの一冊。是非読んでみてください。

  •  「百ます計算」等で有名な、䕃山英男先生の著書。実は先生が重視しているのは百ます計算のような基礎学力の向上だけではない。先生は子どもの生活スタイルが学力に与える影響を認識し、早寝・早起き・朝ご飯の大切さをうったえている。子どもを持っている親御さん、教師を志す人、学力低下は教師のレベル低下が原因だという固定観念に凝り固まってガオ―と義憤に燃える人には、絶対に読んで欲しい。

  • 生活習慣!読み書き計算!

  • 早寝早起きのような生活習慣をきちんとすること、反復学習することなどちゃんとしたことをただしく継続しておこなうことが、基礎をつくりいろんなことに応用できる、ということだと思う。納得感があります。

  •  公立小学校の現状を理解できます。家庭教育のあり方を見なおすきっかけにみなりますよ。かなりお勧めです☆

  • なかなか成績が上がらない、そんな悩みをお持ちのお母さんに・・って、うちのことですねー。今度は私立小学校に移られるらしいので、今後どーなるのかに興味大です。

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著者プロフィール

陰山ラボ代表(教育クリエイター)、NPO法人日本教育再興連盟 代表理事。全国各地で学力向上アドバイザーを務めている。『学校を変える15分 常識を破れば子どもは伸びる』(中村堂)、『早ね早おき朝5分ドリル』シリーズ(Gakken)、『陰山英男の「集中力」講座』(ダイヤモンド社)、『徹底反復「百ます計算」』(小学館)など著書多数。

「2023年 『6年分の基礎が身につく 小学生教科書クイズ700』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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