二十世紀

  • 文藝春秋 (2007年5月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784163691602

みんなの感想まとめ

多様な視点から二十世紀を切り取った本作は、政治や経済、社会、文化、美術を包括的に扱い、時代ごとの特徴をデケイド単位で描写しています。各年代の空気感が鮮やかに表現されており、特に1900年代の余韻から1...

感想・レビュー・書評

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  • 芸術から見た、二十世紀の空気を描き出してる。
    ただ仕方ないけれど、政治は弱い。
    この人がウィルソン好きなのか、唐渡先生がウィルソン嫌いなのか。とまどう。

    大戦間で、ギブアップ。読む価値感じないorz

  • この『二十世紀』という本は、自分も生きたかけがいのないこの驚異の世紀を後世に残そうと思い、「政治」「経済」「社会」「文化」「美術」のまるごとの視点から100年をデケイド(Decade,10年)に区切るという手法を使って執筆したそうです。

    ざっくりとデケイドに区切った結果、以下の様になったとのことです。

    1900年代 春のまどろみ
     まだ19世紀の余韻が残る、ピカソやキューリー夫人の時代
    1910年代 大いなる戦い
     第一次世界大戦とタイタニック号の沈没(階級社会の崩壊)
    1920年代 ローリング・ジャズエイジ
     最も楽しい時代。映画、ジャズ、自動車、ラジオなどのライフスタイルの誕生
    1930年代 トラブルの時
     ヒトラーの大虐殺やスターリンの大粛正とピカソの「ゲルニカ」絵画
    1940年代 引き裂かれた時代
     前半が戦争で後半が平和、ヨーロッパからアメリカの時代へ
    1950年代 ヒッチコック・エイジ
     ヒッチコック映画とティーンエージャー文化
    1960年代 大動揺時代
     ベトナム戦争の反体制運動、ヒッピーとサブカルチャー、ビートルズ
    1970年代 ナルシス・エイジ
     石油ショックと成長の限界、挫折と失望の時代
    1980年代 幻想と貪欲の八十年代
     バブル、レーガン、マイケルとマドンナの時代
    1990年代 二十世紀末
     ソ連の崩壊とグローバリゼーション

    また、本を書くうちに「カルチャー」が栄える年代は30年周期(1920年代、1950年代、1980年代)で巡ってくることを発見したそうです。

  • 烏兎の庭 第三部 書評 12.27.08
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto03/bunsho/unno20c.html

  • 毎日新聞2007.6.17

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著者プロフィール

海野 弘(うんの・ひろし):1939年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。1976年より平凡社「太陽」の編集長を務めたのちに独立。美術、映画、音楽、都市論、華道、小説など幅広い分野で執筆を行い、活躍する。著書及び解説・監修をつとめた書籍に『アール・ヌーボーの世界』『スキャンダルの世界史』『日本の装飾と文様』『ロシア・アヴァンギャルドのデザイン 未来を夢見るアート』『武蔵野マイウェイ』他多数。2023年、逝去。

「2024年 『おじさん・おばさん論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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