文学問答

  • 文藝春秋 (2007年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784163693200

みんなの感想まとめ

文学への深い愛情と真剣な思索が詰まった対談集で、山田詠美と河野多惠子の対話は、互いの作品に対するリスペクトが感じられ、非常に刺激的です。二人の年齢差を超えた親近感が生み出す息の合ったやり取りは、文学の...

感想・レビュー・書評

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  • 対談。

  • アメリカ文学や日本文学作品について、純文学とエンターテイメントの違いについて、戦争についてなど、内容の濃い対談集。

    山田詠美さん、河野 多惠子さんの互いの作品についても書かれていますが、互いをただ褒め合うだけではなく、これはどうか?と思うことも書いてあるのもよかった。

    2人が挙げた本を全て読んでみたくなる!

  • お互いを褒め合ってるばかりの対談はつまらないのである。詠美がワープロ派じゃなく手書き派だと知って「私もそうなの、握手しましょう!」とか言っちゃってる。自分の作品のテーマや意味を嬉々として喋ってるところを見ると、河野多恵子ってそんなに偉い作家じゃないのかもしれない。

  • どうしても山田詠美の文章を読みたくなって。。。
    探してみたら、あと読んでないのはこれくらいしかなかったのだけど
    すごくおもしろかった。
    もっと早く読めばよかった。

    これを読むと、山田詠美が本当に文学を愛しているのが分かるし、
    文学の行く末を真剣に考えていることが分かる。
    彼女の作品と向き合う真摯な姿勢も読めるし、
    とにかく彼女の文学への想いが伝わるいい対談集だった。

    • christyさん
      >reader93さん、出版されたのは2007年みたいです。気にはなっていたのですが、内容が難しそうなので敬遠してましたが、とーってもおもし...
      >reader93さん、出版されたのは2007年みたいです。気にはなっていたのですが、内容が難しそうなので敬遠してましたが、とーってもおもしろかったです。山田詠美の作品に対する姿勢とかが理解できて、詠美ファンだったらとても楽しく読めると思うので、ぜひ。後半はちょっと文学論になってましたが。。。
      2012/05/31
    • reader93さん
      今これ読んでいます。とても内容の濃い対談集ですね!河野多恵子さんの本も読みたくなってきました。
      今これ読んでいます。とても内容の濃い対談集ですね!河野多恵子さんの本も読みたくなってきました。
      2012/06/23
    • christyさん
      >reader93さん、おおー、読まれ始めましたか!!そうそう、とても内容が濃いんですよね。この本を読んで山田詠美の作品に対する想いとか考え...
      >reader93さん、おおー、読まれ始めましたか!!そうそう、とても内容が濃いんですよね。この本を読んで山田詠美の作品に対する想いとか考えを知ることができて、とてもよかったです。河野多恵子さんの本、私も読んでみたいと思いました♪
      2012/06/23
  • 河野さんの聡明な姉御ぶりが爽快。すっかり感化されて、谷崎をきちんと読まなくてはと。
    エイミーの、先人に対するリスペクトにあふれた物腰がこのましかった。対談をよむたび思うことながら、こういう筋の通しかた、きちんとしたところがすてきだ。

  • 文壇話おもしろかった☆文学ミーハーって(笑)
    とても柔軟な感性のおふたりの会話は読んでてとても楽しく、あっという間に読み終えた。
    この中で、湾岸戦争とアメリカ同時多殺テロについて語り合っていて、河野多恵子氏は吉田修一氏と東日本大震災後の2011年9月の文學界で大地震と文学について語っていて、時間的に逆行だけれど個人的に偶然でも読めて良かったと思った。

  • 久しぶりに「文学」に接した濃密な時間を過ごしたような気がした。
    文壇話は面白かった。
    谷崎潤一郎が読みたくなった。

  • 文壇に精通している方なら、色んな作家の素性やエピソードがわかって読み応えがあるものではないかと思います。

  • 文壇の大先輩と山田詠美の対談集。
    河野多恵子のきっぱりした作品批評が気持ちいい。

    若くしてデビューし、作家として走り続けていくのは大変なことだというところがあった。同感だ。

    原稿用紙に水性サインペンで手書き派だという山田詠美に、だから「一行一行にリアリティが勁い。それでいて煩わしくはない」「ワープロじゃだめ」と河野多恵子が力説している点に興味が湧いた。

    対談で評価されている谷崎や菊池寛の作品を再読してみようという気になった。



    作成日時 2007年08月11日 17:50

  • おふたりの繊細な文学観がうかがえてとても興味深い。髪を切る描写についてのところとか。装丁も立派で大切にしたくなるし、かといって敷居を高くしすぎない工夫がよくされてる本だ。

  • 芥川賞選考委員の河野多恵子さんと山田詠美さんの対談。

    文壇の話、純文学の話など普段あまり耳にしない話が多く興味深かったです。
    それにしても、山田詠美さんは文壇では若い人から長老まで人気がありますね。
    山田詠美ファンだけど、作家なのに八方美人すぎない???って思ってしまう。

  • 山田詠美は学生時代よく読みました。
    河野多惠子は『臍の緒は妙薬』を挫折しつつも、気になっていました。
    その2人の対談ということで、なにげなく読みました。

    これ、すごい本なんじゃないでしょうか。
    2人の作家としての、ポリシーみたいのがひしひし伝わってきました。あと河野さんによる亡き文豪人物評&書評がおもしろい。

    ふだん純文学とか大衆文学とか気にせず読んでますが、純文学作家の矜持がはっきりしていて、気持ちよかったです。

  • 文学問答というより文壇模様という感じで、ちょっと散漫な印象です。著者の二人に興味のある人にはおススメ。

  •  河野多惠子さんと山田詠美さん、親子以上に年齢差があるんですねえ!プロフィールを確認して驚いた。作家としてのキャリアは言うまでもなく河野さんの方が格段に上なんだけど、表現者として同格というか、非常に「近しい」感がある二人の文学問答は、息がぴったり合っていて、ものすごく刺激的だった。最初から最後まで、感服しまくりでしたよ! 個人的に興味深かったのは、文壇と文学賞について。長年芥川賞選考委員を務めてらした河野さんによる選考の楽屋裏的話も興味深かったし、山田詠美さんの賞を受賞して世に出たものとしての文壇や賞への思いが熱く語られてるのも、すごく良かった。どれだけ大切にしているのか、ひしひしと伝わってくる。それゆえに、アンチへの手厳しい批評も、なんか納得できてしまう。  潔くて、でも茶目っ気たっぷりの河野さんが素敵。ほっとんど著作を読まずに今まで生きてきたので、『みいら採り猟奇譚』『秘事』『半所有者』、それに山田詠美『姫君』が読みたいな。谷崎潤一郎の著作も!谷崎文学を一通り読んでから、またこの対談および河野さんの谷崎評論を読んでみたい。

  • 大好きな詠美さんの本。この本は、文学に関する対談で、文壇とか私にはよく分からないものが対象になっていたりしますが、すんなり読めるのが不思議。河野さんの著書も読んでみたいと思いました。

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