黒いマナー

著者 :
  • 文藝春秋
3.20
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本棚登録 : 317
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163694702

感想・レビュー・書評

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  • ミニコメント
    悪口にも作法あり。格差だらけの現代のためのちょっと黒いマナー本。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/466441

  • マナー講師の方が書いたマナー本なのかと思い読んだら、エッセイストの方が自分の周りで起きたことなどを通し、マナーについて書いたエッセイでした。マナーについて詳しくないからこそ書ける、面白い視点での考えが興味深かったです。

    ふあ(海洋環境科学科)

    所蔵情報:
    品川図書館 385.9/Sa29

  • 書かれたのがたった3年前なのに、
    若干内容が古い気がするのは、
    それだけ時代の流れが早いということなんでしょうね…。

    謝罪のマナーが興味深かったです。
    まさに、そのとおりだな、と思います。

  • 1時間強で読了。別に黒くもない社会的常識?こうあるべき、のような内容が続くのみ。ずいぶん了見が狭い気がする。こんな心持ちだと息苦しそうですね。
    と、著者は「負け犬の遠吠え」の人だそうで、こういう了見狭セマの女の人ってきっとヒステリックでやだな〜。でも、あ、そっか、と思うところもちらほら。マナーは大切。それはプロトコルなんだと思うのです。教養。

  • ちょっとひねくれた?マナー本。
    面白く読めたけど、格別に何か心に残るというものではなかった。

  • そうそうと思うところと、納得できないところがありました。マナーは難しい。

  • こういう、ひとつの物事について考えを巡らせたエッセイはなかなか読みごたえがあって良い。
    それも、世に提起するような勢いや、陰口じみた意地汚さのない語り口なら尚更。

  • 2015/6/18 読了

  • マナーはなぜ存在するのか?基本的には、他人に不愉快な思いをさせないためではないだろうか。
    だが、社会状況やライフスタイルの変化により、より複雑化するマナーをシニカルな視点で考える。


    マナーって本当に難しい。ルール(規則)なら決められているのだけれど、マネーはファジーな部分も多いし場や地域によっても違うことがあるし。まして現代社会においては丁寧過ぎるのもマネーとしていかがなものか、と。
    あ、でもこの本は小難しいマナーの指南書ではないのでご安心を。そこか!というような部分を取り上げつつ、多分発行当初の時事ネタなども入っていて、普段もやもやしがちな所を突いてくるのでニヤリとしながら読めてしまいます。

  • 様々な生き方の人がいて、複雑な時代の中で、上手に空気を読み生きていくにはどんな感覚を身につけたらいいか、を考えさせられる本。
    一般のマナー書には書いてない、様々な細かいシチュエーション設定で、あるある!と思い当たる所多数。自分の行動や考えと照らし合わせながら楽しく読めた。
    相手への気遣いがマナーを生むんだろうな。

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著者プロフィール

エッセイスト

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

酒井順子の作品

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