貯められない女のためのこんどこそ! 貯める技術

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年12月17日発売)
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本棚登録 : 889
感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163698205

作品紹介・あらすじ

財布はレシートでパンパン、通帳は紛失中。安物買いの銭失いな買い物ばかりで貯金ゼロの池田が、こんどは命を削ってお金を貯める!?読めば必ず蓄えられる、「人生立て直し」コミックエッセイ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • イラストレーターの著者が一念発起して貯金し始めるコミックエッセイ。序盤は本当に人としてどうかというくらいダメダメで不安にさえなる。内容は薄いが、貯められない人にとっては「あるある!」となるだろう。

  •  いや、内容的にはよかったんですけど、著者の方のお金の使い方が病的というか……何でこんなに無計画にお金を遣えるのか、まったく理解できなくて…。
     現金を見た瞬間に、すぐに何でも買おうとするとか、普通じゃないと思うけど、いわゆる『貯められない人』て、みんなこうなのかしら。
     でも、著者の池田さん、『1日が見えてラクになる!時間整理術!』て本も書いてて、それ読んだときも、時間の使い方が下手すぎる、て思ったから、この人が恐ろしく極端なんだろうな…。

     池田さんくらい病的に浪費癖のある人は、この本は参考になるけど、それ以外の人は、何言ってんの、この人、て思うかも。

  • さくさく読めました。自分の散財パターンと似ていて思わず苦笑い。次は片付けられない女を読んでみたい。

  • さすがにここまで追い詰められたことはないものの、特別大きな買い物をするわけでもなくダラダラ浪費でなんとなくお金が無くなる…という経験あるんで「分かる分かる」と思うことがいっぱい。節約上級者の人向けの本ではないです。

    節約はまず現状把握から、ということで著者が始める簡易家計簿のアイデアはおもしろいと思った。市販の家計簿の細かい項目を埋めるのは無理でも、これならできるって人も多いのでは?

    貯金用口座、余ったお金を貯める口座を通常利用の口座と分けるっていうのは、参考になりました。これだけでも読んで良かった。というのも私も最近突然節約に目覚めて貯金箱に貯めてるんですけど、このお金どうしようかと考えてたところなので、あ、そうやればいいんだって気づいたところ。

    しかし、著者さん100万貯めたとかすごいなあ。どれくらいの期間で貯まったんだろ?

  • マンガなので一気にさらっと読めます。
    ところどころ、表情が秀逸で笑えるシーンも。
    内容は、貯金に興味があって「全く貯まらない!」というわけでなければ当然だよ、それ!とつっこみたくなる程度のものです。
    ただ、ついつい買い物が長引いて帰るのが遅くなってしまったり、部屋が汚いとやる気が出なかったり(パワーを吸い取られる?)と、そうなんだよね~とうなずくところもありました。
    自分の金銭感覚というか、キャッシュフローを楽しみながら再確認はできるかもしれません。

    つい買ってしまうコンビニデザートを食べながらの
    「癒される~~~食べてる間だけ」
    というセリフには、あまりに共感できて笑ってしまいました。

  • 読んでる私の胃が痛くなるような散財っぷり。給料日までの残金少ないのにコンビニはNGなのでは…。30代後半でこんな人がリアルにいるとは、安心するやら、呆れるやら。でもなんだかほっこりイラスト故に許しちゃうっていうか(笑)っていうかもはやネタかと思うくらい。読み物としては面白い。

    普通に貯めている人が、もっと貯める為には!という本ではないけれど、ホントに貯められない体質の人には入門としていいと思う。反面教師としてもいいかも。

  • 著書のダメダメぶりに親近感がわく。貯蓄をしている人からしたら「こんな事??」と呆れるかもしれないけれど、小さな事に着手する事で、次のステップへと繋がるのだと思わされる。いつの間にか手元のお金がなくなっていく様子は、自分を見ているようで苦笑い。

  • この作者のいいところは
    貯められない人の心理、度つぼに陥るところを丁寧に描いている所だと思う。貯められない人は読んでいて「そうそう、そうなんだよね…」と感情移入しやすくなるわけだ。
    で、そんな貯められなかった作者がどうやって脱却していったのか。
    これが絵が帰れているから、読んでいる人は「私にもできるかなー」受け入れやすくなる、というわけだ。(まあ、物によるんだけど)

    これは参考になったのでここに本棚として登録。
    (同じシリーズの時間術は私には活用できなかったOTL)

  • おなじみ池田暁子さんのコミックエッセイ。
    今回は貯金に挑戦です。

    無駄遣い時代の心の動きにすごく共感してしまって、「私もヤバイかも・・・」と思いました。
    あんなに倹約家だったのに、財布のひもが緩んでいるかも・・・。

    「家計簿をつけ、支出を把握」「袋分け家計管理」が、主な出てくる技術です。
    楽しく読みました。

  • 節約・やりくりに関するコミックエッセイ。
    節約のために小麦粉料理をきわめようとして買出しに行くも、ついつい残り少ない財布のお金で、ハンバーグとパフェを食べちゃったり。
    ギャラの入金まであと10日もあるのに、全財産が1万6千円しかなかったり。(なんとか乗り切ったけど)
    失礼とは思いつつ、節約前のダメダメっぷりに爆笑しちゃいました。

    そんな著者が、出費の分析→貯まる方法の工夫をはじめていきます。
    必要経費の袋分け管理など、節約体質の人には「当たり前じゃん」と言われそうなものもたくさんありますが
    愚直に、無理のない方法で続けていくのが大事だと感じました。
    10日ごとの袋分けとコイン集め、口座分けの方法は、私にも無理なくできる方法だと感じたので実践しています。
    それまでは1週間ごとに予算分けしていたのですが、10日スパンのほうが私は簡単でした。
    結果、出費が目に見えて減っていっています!ステキ!

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著者プロフィール

(いけだ・きょうこ)
1969年、愛媛県出身。イラストレーター・マンガ家。愛媛県立松山東高等学校・神戸大学教育学部教育学科卒業、筑波大学芸術専門学群中退、セツ・モードセミナー修了。編集プロダクションやデザインプロダクション等を経て、2002年よりフリー。2019年より高知県在住。
おもな作品に『片づけられない女のための こんどこそ!片づける技術』『貯められない女のための こんどこそ!貯める技術』『人生モグラたたき!』(文藝春秋)、『必要なものがスグに!とり出せる整理術! 』『1日が見えてラクになる!時間整理術!』(メディアファクトリー)、『思ってたウツとちがう!「新型ウツ」うちの夫の場合』(秋田書店)などがある。
https://www.ikekyo.com/

「2023年 『池田暁子の必要十分料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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