浮き草デイズ 1 (1)

  • 文藝春秋
3.83
  • (62)
  • (78)
  • (77)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 552
レビュー : 52
  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163702308

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • イラストレーターを目指して上京、あっという間に貯金はなくなりバイト生活に突入。
    大変だなぁ…と思うけど、漫画がすごく可愛くて、なんかのんきに読んでしまう。

    デザイン会社で働いていたのに、退職して東京に出てくる勇気はすごい。
    なかなかイラストの仕事ももらえない状況で諦めずに続けていくのだってすごくしんどいはず。
    それでも不安に負けずに、ちゃんと自分の気持ちを大切にしているたかぎさんは素敵な人だなと思う。

    帯の「この仕事、ほんとに私に向いてるの…?」という呟きが私には他人事に思えないのだけど、私にもこうじゃないと思う日がくるだろうか。

    • takanatsuさん
      歳を取っただけなんて、そんなことたぶんないですよ。
      ブクログのレビュとかからの想像ですが、nyancomaruさんは素敵な大人(表現微妙に...
      歳を取っただけなんて、そんなことたぶんないですよ。
      ブクログのレビュとかからの想像ですが、nyancomaruさんは素敵な大人(表現微妙に変かもですが‥)だと思います。
      変わった方がいいことと、変わらない方がいいこと、両方ありますし。
      私は常々、変わりたい、成長したいと思っていますが、たまに昔の友人に会うと変わってないことが嬉しかったり、喜ばれたりもします。
      2012/07/10
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「変わりたい、成長したいと思っていますが」
      日々努力出来るのは、ちゃんと前を向いている証拠ですね(堅苦しい言い方ですが)
      そうやって、スキル...
      「変わりたい、成長したいと思っていますが」
      日々努力出来るのは、ちゃんと前を向いている証拠ですね(堅苦しい言い方ですが)
      そうやって、スキルを伸ばしたり、心の間口を広くし懐を深くしていく。パっと見変っていないように見えて、シッカリ変っているて良いですね。

      それとは別に、その人が元々持っている芯のようなモノはなかなか変らないと思います。
      もし久々に会った友人・知人が、えっ?と思うような変り方していたら、何があったんだろうと、、、心配してしまいます。。。
      (どーして私ってマイナス思考なんでしょうね)

      「喜ばれたりもします」
      ホっとするでしょうね。何となく判る気がします。。。
      2012/07/12
    • takanatsuさん
      「シッカリ変わっているて良いですね。」
      はい…、そうなりたいです。
      でも、なかなか難しく、自己嫌悪の毎日です。
      「その人が元々持ってい...
      「シッカリ変わっているて良いですね。」
      はい…、そうなりたいです。
      でも、なかなか難しく、自己嫌悪の毎日です。
      「その人が元々持っている芯のようなモノはなかなか変わらない」
      芯という表現、ぴったりですね!
      でもそういうものってかなり親しくならないと見えないし、見せないものかもしれません。
      小学生の時大好きだった友人の変わり様に驚愕したことがあるんですが、まだ彼女の芯にたどり着けてなかったのかもと思ったり…。
      2012/07/12
  • 本当にやりたい仕事ができている人は一体どれだけいるのでしょうか?
    こんなに素敵なイラストエッセイを描く作者でさえも、これが本当にやりたかった仕事ではないなんて、信じられませんでした

    人として生きてきて、頑張らなければいけない時が何度か訪れると思います
    その時を頑張り乗り越えてきた作者の話は、とても励みになりました
    (頑張り方がまた可愛らしいのですが)

    人生は何がキッカケで、どう変化していくか分からないと、思うとゾクゾクします

  • 共感できて、面白かった。

  • WEB漫画で存在を知ったのだが、彼女の描く食べるシーンは本当においしそうで。

    その後、親が年取ったり、犬のを読んだり
    あたりまえだけど、それを共感あるあるで描けるのにも惹かれて。

    一人暮らしシリーズも読んだけれど
    彼女のフリーター?時代をこんなにも描き切った本作が一番強烈かも。

    母親のお金がなくギリギリだと人間すさむ、というのが本当に。。。
    家賃光熱費、本当にでかいんだよなぁ。。。
    しかも今は引き落としだから、チマチマおろして。。。

    ほっこりと、でもしんどさと、でも暗くなりすぎず
    ちょうどいいなぁ。。
    という感想

  • なんだかんだ定期的に読み返してしまう本。
    自分に娘がいたら?想像して泣いてしまうほど感受性が豊かで、でも自分の道は自分で決める。嬉しいことも辛いこともある生活の中でちょっと楽しみを見つけて、とりあえず生きていく。そんなたかぎさんが好き。

  •  いまやイラスト・エッセイの世界で売れっ子となった著者が、イラストレーターを目指して上京し、『150cmライフ。』で本格デビューするまでの雌伏の5年間を描いたもの。彼女の著作の多くがコマ割りなしのイラスト・エッセイであるのに対し、本作はちゃんとコマ割りもされてコミック・エッセイになっている。

     私がこの著者のことを知ったのは、前川やくさんの「スレッジハンマーウェブ」内の別サイト「ちびせん」でのことだった。

     「ちびせん」は、「身長155㎝以下の小柄な女性が好き」(ロリコンとイコールではない)というやくさんの好みを全開させた楽しいサイト(すでに更新終了)。『150cmライフ。』は、身長150㎝のたかぎなおこがちびならではの悲喜こもごもをほのぼのと描いたイラスト・エッセイなので、「ちびせん」で紹介されたのは必然であった。

     じつは私にも「ちびせん」傾向があるので(背の高い女性は威圧感を覚えるので苦手w)、『150cmライフ。』もさっそく読んだものだった。

     その『150cmライフ。』はたかぎなおこの単行本デビュー作であり、出世作でもある。続編も出ているし、タイ・韓国・中国・台湾でも翻訳刊行されている。また、それ以外の著作も次々と刊行されている。
     正直なところ、『150cmライフ。』を読んだときには、これほど売れっ子になるとは夢にも思わなかった。

     さて、この『浮き草デイズ』、じつに地味な作品である。
     西原理恵子の半生のような波瀾万丈な要素は微塵もないし、恋愛要素も絶無(著者の恋人はおろかボーイフレンドも登場せず、あこがれの男性のたぐいもいっさい出てこない)。
     著者は、「イラストレーターとして一本立ちしたい」という思いを抱えて悶々としつつ、ビンボーなひとり暮らしをしてさまざまなアルバイトをする……だけなのだ。

     ただそれだけの話なのに、私にはたいへん面白かった。てゆーか、すごく身につまされた。イラストレーターとライターという分野の違いこそあれ、著者が夢を抱えて悶々とする様子が、私には上京直後の自分とオーバーラップしてならなかったからである。

    《「だいたい 私ってなにやってんだろう…
    イラストレーターになりたいって東京に出てきたのに実際にやってるのは…
    このせまい部屋を借りて生活していくだけでいっぱいいっぱい…」》

     ……などという著者の焦燥の一つひとつが、また、将来に一筋の希望が見えたときの飛び上がるような歓喜が、私にはわかりすぎるほどわかる。

     ドラマティックなサクセス・ストーリーではなく、グレイトな天才の物語でもなく、もっとありふれた、東京にはたくさん転がっている、「何者かになりたい平凡な若者」の悪戦苦闘の物語。分野を問わず、表現者になろうという夢を抱いて都会にやってきた人なら共感できる作品だと思う。

  • (2018-07-07L)(2018-07-27L)

  • 一人暮らしをはじめたたかぎさんの毎日。
    バイト暮らし、大変なはずなのに、たかぎさんだと
    悲壮感がないのが好き。
    色んなバイトをしたんだなぁ。
    2巻も早めにGetしようっと。

  • 著者の上京から初めて本を出すまでが分かる本、第1弾!
    いやあ、たかぎさん行動力あるなあ。

  • 夢をもって東京に来たけど、バイトに追われるジレンマ。たかぎさんは成功してこうやって振り返っているけれど、諦めていった人もたくさんいるんだろうな。

全52件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1974年生まれ、三重県四日市市出身。
2003年『150cmライフ。』でイラストエッセイデビュー。身近な題材を中心に、多くのイラスト・コミックエッセイを手がけている。ひとりたび、ひとりぐらし、マラソンのシリーズが代表作。『お互い40代婚』といった、自身の日常的な体験を気付き・成長とともに描いた作品も人気。

浮き草デイズ 1 (1)のその他の作品

浮き草デイズ(1) (文春e-book) Kindle版 浮き草デイズ(1) (文春e-book) たかぎなおこ

たかぎなおこの作品

浮き草デイズ 1 (1)を本棚に登録しているひと

ツイートする