つなげる力

  • 文藝春秋 (2008年9月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784163705903

感想・レビュー・書評

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  • 藤原さんの本を何冊も読んでいるが、この本は非常に読みにくかった。

    ここまで自分の手でできるのって、藤原さんの人脈だよなぁと思ってしまう部分も多くあって、普通の校長にもできることがあれば教えてほしいと思ってしまった…

  • ”フジハラさんの和田中での活動とその背景にあった思想。
    ---
    T:
    P:4月から任につく「青少年指導員」として取り入れられることを見つける
    O:
    ---
    <実践メモ>
    □右下隅を自分で実践する
    □エリア内の学校や授業に地域として関わっていく
    ▲『親と子の[よのなか]科』を読む→購入済
    <読書メモ>”

  • 教育もここまで工夫で変わるのかと思うと驚きだ

  • 今度、奈良県の高校の校長先生になられるとの記事を読み、再読しました。
    何度読んでも鮮やかだな、と思います。

    人をつなげる力。
    現状分析、発想、行動、どれもそのスピード感に圧倒されます。
    決定権を持てるのは大きいなと思うのと同時に、きっと決定権がないものでも藤原さんだったら交渉でどんどん先に進めていかれるだろうなと思いました。

    自分の中で緩んでいたネジがきゅっと締まる感じがしました。行動できる人はかっこいい。そういう人に私はなりたいです。

  • 以前参加させてもらった藤原和博氏の講演の中で力説されていたことがまとめてある.
    情報処理力ではなく情報編集力.
    まだまだ学校教育にやるべきこと,できることがあると痛感させられる.
    何がブレーキを踏んでいるのだろう.
    中学,高校,大学と段階的にしっかりと考えられた教育を再設計することで,日本はまだまだ変われると思う.
    逆にそうしないと,この国の将来は本当に危ういのではないだろうか.

  • 図書館で借りて読了。
    さらっと流し読みしただけ。
    そんなにいっぱい改革やられても一教員としては容量オーバー。
    知恵熱で倒れてまいますよ。
    土日は休みにしてくれ。

  • つなげる、つなげる。

    しゃべればわかる頭のよさは、みな一流なのである。話しの本質に反応してくる。揚げ足をとることはしない。頼めばすぐにやってくれる。しかも、狙いをはずさない。リズムとテンポもよい。ようは「情報編集力」が高いのだ。何より当事者意識がある。

    失敗してもいいと教えることは難しい。>失敗を語るほうがいい作文が書けることを教える。プラス、マイナスプレゼン

    作文は会話から始める

    「事なかれ主義」ではなく、むしろ「事あれ主義」で生きること。

    動機付けエンジン>目に見える成果、目に見える成果を早く、細かく、続けて見せていくこと。言葉遣い、具体的にすること。リズムとテンポ、自ら機会をつくり出すこと。お金の裏付け、お金の話しを御法度にしないで、きっちり流れを管理すること。それぞれの動機付け、人は自分の動機付けが実現する場で動く

    本当に何かを変えたいと思うなら、言葉遣いを具体的にしなければならない。でなければ、プロジェクトにかかわる人々が、今から何をやっていいかわからなくなるからだ。

    良いことを会議にかける必要はない。やってみてから報告せよ」

    代案がなければ、原案でスタートしてみて、どんどん修正していきましょう。

    私はいつも、語れる物語を豊かにするほうに動く

  • 学校と生徒だけの限られた繋がりだけでなく、
    学校は地域全体となる事即ち点と線の結びつきが大事だと説いている。

    私自身図書館に勤めているので、図書室の大改装はワクワクしながら読みました。

  • 納得解という表現は妙に腑に落ちた。

    [ Fail fast and modify. ]ってことを表現。
    時間をかけて何か考えると,執着がわく。
    たとえ間違っていると分ったとしても捨てがたい。

    どんなアイデアでも100回ほど直せばいいものになる。

    授業でも話でも,受け手に権利があることを見落としがち。
    受け手が能動的にならなかったら何の意味もない。
    受け手のこと考えて授業すべきだ。って前提があるんじゃないかな。

  • 藤原和博さんの本は、先月に読んだ「35歳の教科書」に続いて2冊目です。伝えたいエッセンスは前書とほぼ同じだなと感じ、なんだか復習しているようでした。
    「夜スペ」、「よのなか科」など和田中学校で行っている様々な取組みには説得力があるし、それぞれが成功していることを考えれば、教育の在り方への貴重な提言だと思う。でも、なんだかしっくりこないんだよねぇ。
    「改革」の方向へ振り子が振れ過ぎちゃってる感があるのか?
    それとも、藤原式が理想の教育に対する「唯一解」ではないはずなので、他の素晴らしい教育の姿も併せて論じてほしいという気持ちなのか?
    よく分からないけど、押し付けられた感じが残ります。
    考えさせられる本であることは間違いないです。
    (藤原書籍はあと2冊積んでおります。そのうちに読んでレビューします。)

  • セミナー

  • これほど、柔軟な考え方を学校に持ち込んだ、藤原パワーを感じます。

  • よのなか科に興味を持って読み始めたけれど、家庭や地域の連携のすばらしさを読んで自分も教員になったらやってみたい!と思った!

  • 閉塞的な環境である学校が民間のチカラを入れることでここまで素晴らしい結果をもたらしたことは重要で和田中をモデルとした学校が全国に早く知れ渡ってもらいたいと切に願う
    学校カイゼンのアイデアに満ち溢れています

  • ドテラ、夜スペ。。。そんなプロジェクトが生まれるきっかけになった「つなげる力」その裏側をみせてもらった感じです。
    「人はあなたとつながりたいと思うときに動き、そう思わないときには本気では動かない」。。。納得です(^^)

  •  いろんな本で、新しいアイデアは既存のアイデアの組み合わせによって生まれる、っていうようなことが書いてあった。著者の言っているつなげる力というのは、まさにその別の要素を組み合わせて新しいものを作るという発想力のこと。どの世界にもあてはまることで勉強になった。
     PISA型学力、難しい。中学生であんな発想をできるようになるんだね。自分は何をしていたんだろうと後悔してしまう。子どもにきっちり託そう。

  • この人の経験に興味があったので。バランスの良い感覚を持ち続けるのは難しいが、この新しいことに挑戦して結果を出す人ってのはぶれないものなんだね。

  • リクルートの営業担当だった藤原さんが、教育現場には入り、
    いかに現場を変えていったかのノウハウ。
    ビジネスの手法をもろに学校マネジメントに持ち込んだ。
    あつれきもあったけど、私はこのやり方一定の効果有りと思う。

    「自分の理想の教育」とは遠くても、
    これからの子どもには必要な生きる力だから。
    もちろんビジネスシーンでも役立つ考え方。

    P29「学校モードでない時間と空間」を子供たちに保証することが失敗を許す寛容さを社会に取り戻す鍵
    !失敗を許す寛容さは不可欠

    P96イマジネーションとはつながりを連想できる力
    これはまず現在の状況を批判的に分析することから始まる

    P106テレビや新聞がつけることを真実と思いこまず大方の予想を無条件に信じ込むこともやめて自分の頭で考える習慣をつける

    P131成熟世界では「正解」を言い当てることより、失敗と試行錯誤の中で自分自身の「納得解」を導き出す方に軍配があがる
    P133集中力とバランス感覚は子どものころに遊びなどを通じて獲得させるべき最も大切な能力

    P147(ネガティブと思われるテーマについて)議論をすれば「寝た子を起こす」などとたわけたことをいう先生もいるが、もう子どもたちはこのような、安楽死、赤ちゃんポスト、自殺について眠っていない。テレビからの情報が過剰に入っているからだ

    P151つながっていなかったものをつなげることで解決に至る問題は世界中に広がっている。あらゆる社会問題の解決に、NPO、NGO、株式会社とつながる技術が効いてくる
    P157情報処理力より情報編集力で頭を柔らかくして考えること

    P201夜スペで「収益会社と組むなんて」という批判もあったが、公立校で使っている教科書はみな収益会社の出版社から出され、利益も出している
    学校経営の行為そのものが収益事業を不可分
    あたりまえの経済感覚を教えるべき

  • 民間校長が、批判をもろともせず取り組んだ教育改革

  • (U)この本の著者は、元々民間企業に勤めていたサラリーマンであり、教育関係者ではなかった。その人が校長として中学校に赴任し、地域社会、教育大生、PTA、生徒の家庭および学校の先生の間を「つなげる」活動を立案し、実践することで学校がかわるきっかけとなった。
    リーダーシップを発揮すること、それはリーダーと周囲の人が夢(目標)を共有化して一緒に実現しようとしてつながりたいと思うときに
    発揮される。この本ではそのような事例が多々紹介されており、自分でその中のいくつかでも実践できれば、何かを変える力になると思える。ぜひ、一読をお勧めする書の一つ。

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著者プロフィール

藤原和博(ふじはら・かずひろ)
「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003~08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008~11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016~18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。

「2021年 『「人生の教科書」コレクション全10冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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