くいいじ 上巻

著者 : 安野モヨコ

• 文藝春秋 (2009年11月26日発売)

感想・レビュー・書評

[ろこ。さんの感想 · 2010年7月27日]

おいしそうだし、料理もつくりたくなる。
こういったエッセイ調の料理もの（？）は一番軽く読めてはずれなくて好きだ。
食べることが好きな人が好きなように書いてるから、内容にあまりはずれないんだろう。
編集者の差し入れの話がなかなか興味深かった。

それにしても、写真がちらっと出てたけど、鎌倉の家はモダンな和風テイストで素敵なお家そうだなァと思った。
そら、安野モヨコにエヴァの人だもんな。お金はあるよな。

[ピコーさんの感想 · 2010年7月14日]

食にまつわるエピソードがおもしろい！
「くいいじ」っていうタイトルもピッタリ。

[wabisabikoさんの感想 · 2010年7月5日]

食に対する思いが深い。

そしてお料理上手であることが隠せない安野さん。
古風な姿勢が素敵だな。

[uheeiさんの感想 · 2010年6月22日]

ひとの「食い意地」にまつわる話はどれも、当人が真剣なほどにおかしみがある。安野さんにはフルカラーの自然描写が美しい「オチビサン」もあるのだけど、その作品もまた、もうひとりのアンノさん（「監督不行届」！）と棲まわれるようになった鎌倉での暮らしから生まれてきたのだな、とうかがえる。食への"執着"を軸にしつつも、ガチガチの自然派みたいな堅苦しさや勘違いなエリート主義ぽい嫌味もなく、都会感覚とのバランスが取れていて、時折すっとするどい洞察の入ってくるあたり、コミックでも見せるアンノ節の味わえるエッセイでした。

[nagaさんの感想 · 2010年6月11日]

ワタシの食生活と似てる様でレベルが違う。だんなさまが菜食主義だということですが野菜がたっぷりで美味しそうなお料理ばかり。いただきものも多いらしく、甘いものキライだなんてもったいない！とにかく美味しそうなものばかりで堪能させていただきました。10.06読了。

[kyoko218さんの感想 · 2010年5月28日]

出てくる人々のキャラが面白い。こんなおもてなしができる女性になりたいものです。子供のころジャンクフードを食べさせてもらえなかったので、大人になって反動が・・・というくだりには激しく共感。

[Heberekeさんの感想 · 2010年5月5日]

イタリア行きの飛行機の中で読みました。（下巻は帰りの飛行機の中で）食べ物って人を幸せにするよね～食材の挿絵がとても素敵。

[sorrynotfound 404さんの感想 · 2010年5月1日]

安野モヨコは鎌倉の古民家に住んでいるそうな。
こちらに引っ越してか行った店、たべたもの、実に面白い。

この人は、食に関してものすごく昭和的まっとうさを備えていることに驚かされる。

[akasakeさんの感想 · 2010年4月17日]

絵がべらぼーにうまい。

[rinaさんの感想 · 2010年3月28日]

美人画報よりもだいぶと落ち着いた文章。やっぱり安野モヨコの書く文章は読みやすい。さらりと読めるから好き。きれいな絵と、安野モヨコの健康的な食生活を読んで、自分の食生活を猛省…

著者プロフィール

3月26日生まれ。おひつじ座のＯ型。東京都出身。
1989年、別冊少女フレンド増刊「Juliet」より『まったくイカしたやつらだぜ』でデビュー。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』『オチビサン』など多数。
『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞受賞。

「2020年 『シュガシュガルーン　新装版（4）』 で使われていた紹介文から引用しています。」