- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163708805
感想・レビュー・書評
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おなかすくー。
巻末にメモ欄があるのがなんだかおかしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
取り上げられた食品が自分も好きなものが多かったからなのか?下巻の方が美味しそうでした。「がごめ昆布」食べてみたいです。それにしても山や太陽までも味をイメージ出来てしまう安野氏のイマジネーションに感服。
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安野モヨコさんに誰か伝えてください。
ソラマメのわたは食べられます。
この人のストーリー漫画は殆ど読んでません。ごめん。
でも、雑貨やごはんの絵をセンスよく書く人で美人画報は何度読んでも飽きない。参考にはしないけど、見てるだけで楽しい本。この食い意地もそう。装丁とかサイズとかこだわりまくりでセンスいいんだけど、前に売れなかった着せ替え本と同じ道を辿るのではないかと心配。
文章は画報時代と違って、おしゃべりではなく、エッセイしてます。
ナルシスちっくと美人画報を評してた友人がいたが、その点これはかなりナルシストぽい文章です。
が、作品としては洗練されてると思う。
何回でも読み直したくなる手触りの本です。 -
美食家でもなければ料理がものすごく上手なわけでもない、ただ人よりも食い意地が張っているのではないか、食への欲求が強いのではないか、そうした観点で書かれているエッセイは今のところ、ないかもしれない。とこの連載をすることになった経緯を安野さんは語られていた。確かにそうかもしれない。だけど単に食い意地の張った人の文章、ということではなく、漫画家である安野さんだからこその、日常の切り取り方や目の着けどころ、感じ方が生きていて、とても面白かった。
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上巻に続き さくさくと読めた。
「お誕生日」の項 私も やってみたいなと思った。 -
日々のことをつらつらと書いてあるが面白い。
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鍼灸院の先生に「あなたの体はさぁ、物をたくさん食べていい体じゃないんだよね」と言われて、ショックを受けるという文があった。
ああ、自分も同じかと目からうろこ。
食べるのは大好きなんだけど、いつも胃が重い。
常にごはんのことを考えながら行動している。
実際に食べる量も普通の女性に比べたら多い。旅館のフルコースだってちゃんと最後のごはんまでいただくし、大盛りのつけ麺だって食べられる。
けど、胃は痛いんだー。
って感じ。
ああ、そうか小食でよかったのか。
物が少ししか食べられないのなら、一生においしいものと出会える可能性も低くなってしまいそう。
でもだからこそ、1回1回の食事を大事にしたいなあと思った。
今日の食事が最後の晩餐ぐらいの気持ちで臨むべし。 -
最近仲良くなった料理好きな友人が、上下巻を貸してくださいました!食べ物への愛があふれまくっております。上のが「食い意地」はっているかなー。挿絵はモノトーンだったけど、カラーだったらますますそそられたかも。
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再読。
美人画報のときから比べると、ずいぶん落ち着いた語り口。
それに、少しだけ散漫な感じ。
でも、美人画報の頃から思ってたけど、安野さんの食べ物描写は本当にすごいわー。
愛よね、愛。食べ物への、食べることへの、揺らがぬ愛。
食いしん坊仲間としてはいろいろ触発されることや考えさせられることが多い本でした。
ご飯作ろうか、という気になる。