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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784163709802
みんなの感想まとめ
がんとの闘病を通じて、生と死の意味を深く考えさせられる内容で、著名人たちの体験が描かれています。登場人物たちの生き様や、その背後にある家族や友人の支えを通じて、がんという病がもたらす試練が、どのように...
感想・レビュー・書評
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916(闘病記文庫・がん)
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昨年5月2日、大ファンであった忌野清志郎がこの世から別の世界へ旅立っていきました。その旅立ちへの闘病と、その瞬間については、ふぁんくらぶの会報に掲載されていましたが、読んでいて涙があふれてくるものでした。昏睡状態にありながら、病室でかけていた『雨上がりの夜空に』のイントロである“OKチャボ!”に反応を見せたり、旅立ちへの瞬間、瞬間がかけがえのないものだったと思いました。
本日ご紹介します『新・がん50人の勇気』は、60余人のがんとの闘病と、その旅立ちまでの軌跡を追ったものです。60余人の中には、同世代の本田美奈子さん、漫画家の手塚治虫氏、作曲家の武満徹氏、ザ・ドリフターズのリーダーであるいかりや長介氏など、多くの著名人が登場します。がんに向き合う当人だけではなく、それを支える周りの家族や協力者の話などもあり、がんという病気を通して、逆に“生きること”の意味、残された時間を意識する・・・。生きるということは、肉体的なことがまずはじめに想起されますが、実はもっと大切なのは、精神的な“生”であると、本書は伝えているように思います。タイトルには“50人の勇気”とありますが、これは、がんという病気と戦いながら、自分の生とも向き合ったがんキャリアの“勇気”でもあり、また読者にとっても、かけがえのない生命の時間を如何に生きるかという“勇気”にもつながると思います。
本書を読みますと、がんになる前から丁寧に生きてきた方は、がんになっても自分の生命を丁寧に紡ぐことができると感じます。生きることは、常に自分らしく、常に丁寧であればと思うのでした。
私は鍼灸師という仕事をしています。鍼灸師は、未病をもって最高の治療としておりますが、がんにならないような身体作りの役に立ちたいと思いながら、また、本書では代替医療に対して確たる証拠が足りていないというお話もあり、真摯に本書の内容を受け止めていきたいと思います。 -
今まで「死」を否定的にしか捉えられなかったが、
この本を読んだ後は、死を通して育まれる文化を感じた。
それは死だけではなく、生きることをも膨らませる内容だった。
気になったことば「意味のある偶然」「自分をわかろうとしてくれる人がいればいい」「すばらしい言葉は命と響き合い時代を超えていのちを繋いでいく」 -
0131 朝日新聞に掲載されました。
著者プロフィール
柳田邦男の作品
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