東京見便録

  • 文藝春秋
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163711706

感想・レビュー・書評

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  • 2021/10/17
    昭和55年生まれなのに、高校1年までわけあってぼっとんで育ちましたが、汚い公園のトイレ、仮設トイレが苦手で後で行けるなら我慢して、そこでは行かないくちです。小学校のトイレも、和式で床はびちょびちょで薄暗く汚かったなぁ...でも今の子供たちの小学校のトイレは洋式だし、明るいし広々してるし、すごい綺麗。うちの息子なんかは、多い時は1日に2回も学校でウ○チするそう(笑)自動で流れるトイレの影響なのか、ウ○チ置き去り事件はたびたび発生してる模様。
    トイレ掃除は生徒でもしてるらしいので、それは地域差でしょうかね。

  • 東方見便録と間違って図書館から借りてきた。
    東京だけでもこんなにトイレに違いがある事を知った。
    だけどこういうのが雑誌で連載できるというのは羨ましい気がする。

  • 私の中での目玉は旧岩崎邸のトイレであります。
    あの立ち入り禁止になっていて、廊下から首を伸ばしてチラッと見えるか見えないかの洋館2階のトイレの図が載っている!なんてスッキリ!心のもやもやが水洗便所の如く流れた瞬間でございました。さらに同じく立ち入り禁止の地下のトイレも載っていてお得感満載。

    他にも色々な場所のトイレが載っており、SM専門ホテルのトイレにはときめきました。
    次に日本のトイレを取材するならアサヒビールタワーのフラムドールのトイレも良いんじゃないかと思う次第であります。

  • -- まえがきの引用ここから --
     僕らがあたりまえのように呼んでいる『水洗トイレ』にしたって、考えてみたらヘンだ。排泄物を水で流すシステムのトイレなんだから、本来は『水流トイレ』と表現すべきである。便器を水で洗っているといえなくもないが、そちらに注目して『水洗』と表記したとしたら、物事のとらえ方が歪んでいるとしか思えない。
    -- 引用おわり --

     この文章を書く人の本がつまらない訳はないわけで。
     ただまあ、『読む』というよりイラストを含めてパラパラと眺める本なので、他の本でもうちょっと文章を読んでみたい。

  • 海外はともかく、日本の、それも東京のトイレでどんなバラエティーがあるのか?と思って読み始めましたが。あるもんです。面白かったです。軽妙な文章とイラストが楽しいです。『東方見便録』も読みたいと思います。

  • 都内各地のトイレルポ。初出は雑誌連載。トイレのみならず浄水場への大人の社会科見学的な記事もあり。読み易い文章とイラストの組み合わせ。軽く読める。

  • 0411095037 /383.9 /サ / 南大 一般

  • 府立にもあり

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著者プロフィール

1961年、長野県生まれ。紀行作家であり、地球を歩いて旅するバックパッカー。歩く旅以外にもヒッチハイク、耕うん機の日本縦断、犬連れ旅など、型にはまらない自由な旅を40 年以上続けて、シェルパ斉藤の名で紀行文を執筆。踏破した国内外のトレイルは60 本以上、泊まった山小屋は160 軒以上、テント泊は1000 回に及ぶ。1995 年に八ヶ岳南麓に移住し、セルフビルドした家に暮らす。
『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅1 ~ 5』(小学館文庫)、『犬連れバックパッカー』(新潮文庫)、『東方見便録』(文春文庫)、『シェルパ斉藤の遊歩見聞録』(小学館)、『シェルパ斉藤の親子旅20 年物語』(産業編集センター)など、著作は30冊を超える。

「2023年 『あのとき僕は シェルパ斉藤の青春記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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