ふつうな私のゆるゆる作家生活

  • 文藝春秋 (2009年3月12日発売)
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感想 : 110
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784163711805

みんなの感想まとめ

人生や自己肯定感について深く考えさせられる内容が詰まった作品で、著者の独特のゆるやかさが心地よい。普通であることを大切にしつつも、自分自身を信じて前向きに生きる姿勢が、多くの読者の共感を呼んでいる。あ...

感想・レビュー・書評

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  • 益田さん好きだけど、本当に普通でゆるゆるで、なんか自分も今のままでいいんだ~って思わせてくれる。
    きっとそれがみんなの共感を得ているんだろうな~

    だって、本当にこれを本にしていいのって思わせるゆるゆる感なんだもの(笑)

  • 以前から気になっていた作家だったので、妻が図書館で借りてきたのを仕事の待ち時間用に拝借した。予想以上に才能のある人だと感じた。絵のタッチや文体は一見あっさりしているのだが、けして淡白だったりいたずらに達観したりはしていない。人生や世の中をじっと見据えていて、鋭い洞察もあって、そのうえでそれを重ったるく感じさせないテクニックがある。
    料理でいうと、自然食だとかマクロビオティックだとかまではいかないふつうのお惣菜なのに、なぜかしみじみ美味しくて、食べ終わってから、ああ身体にいいものを食べたな、と感じるようである。

  • いまや有名エッセー作家となった益田ミリさんの自伝書。タイトルが『ふつうな私のゆるゆる作家生活』とあるが、まったく普通ではない笑
    普通の人はそんなにぽんぽん賞とったりしませんえ!!…という想定済みのツッコミはさておき…
    益田さんのふわふわっとしながらも、自分を信じて前向きに生きる姿にはとても感銘を受けました。
    特によかったのが、人前で話せないのを直したくてスピーチ教室にいくも、みんなの前でスピーチをしなければならないと知るや否や辞めたこと。
    「人前で堂々と自分の意見を言える人間に変わるのがわたしの正解なのかな」
    「人にはできないことがあってもいいんじゃないのかな」
    「できないことや やりたくないこと」
    「やろうと思って失敗したこと」
    「それらもまた、人となりをつくっている」
    「できることばかりが『その人』そのものじゃないんだ」
    「全部今の自分につながっていて これからの自分をつくっていくのです」

    という自己肯定感に満ちた言葉に勇気をもらいました。

    「損をしていることもある気がしますが 得ばかりする人生ってのもなんだしね」
    という言葉も潔い…

    中学の社会の先生の言葉も金言
    「誰にでも一冊くらい本は書ける 自分の人生をかけばええんやからたいしたことないんや」
    「2冊目を書ける人がプロなんやで」
    …痺れますね〜

  • 作家さんと出版社の編集者さんの会話とかそれぞれ違って面白いなって思いました。作家さんにとっては、編集者あるあるなのかな?どんな編集さんと合う合わないがあるのか、読んでて楽しかったです。
    上京する時の話は、すごく色々と思うことがありました。家族のことや自分のこと、たくさん考えて決断したんだなって。どれがきっかけになるか分からないけど、経験や自分の為にならないことはひとつもない事がわかりました!

  • 新しい事を始める時の気負わない感じがすごくいいなぁ。

  • 才能の開花

  • さらっと読了。
    300万の貯金を使い果たしたとて、と東京へチャレンジしに行った著者。
    共感ポイントがいくつもあった。
    もやもやポイントもわかる!肘つくのはイヤ。

  • ゆる〜く淡々と進む益田ミリワールド
    そこに時々ハッとする言葉がある。益田さん流、何かに出会いたいから興味はなくとも出かけるの(読む)バージョンですね。

    互いに尊敬し合う事でしか人は信頼し合えない。
    自分ができないことを知っていて、人ができることを尊敬できる心。そういう単純なことが実はとても仕事をする上で大切だったりするのではないか。

    自分の人生が左右される様な大事なことを決める時、人の意見を聞いても仕方ないのです。そして一つのことで失敗したとしても、自分の全てがダメと思わない心が必要。

  • とにかくゆるい。でもボケーっとした感じと時々現れる鋭さのバランスが絶妙。毒強いときもあり、ズレてる?と感じることもあるけれど、やっぱり魅力的。作家ってこんな感じなんだ〜っと初めて知ることが沢山ありました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「作家ってこんな感じなんだ〜っと」
      へぇ~、、、興味が湧いてきました!
      「作家ってこんな感じなんだ〜っと」
      へぇ~、、、興味が湧いてきました!
      2013/06/28
  • ゆるい。でも最後は泣けた

    他人が動物の顔っていうのが可愛い~
    高校時代に「しょっちゅうカンニングをしてた」って
    あっさり告白するのもすごい 笑

    やっぱり益田ミリさん大好きです

  • 益田ミリさんのエッセイを読むと、色んな場所に行くのが好きなんだな〜行動力あるなーって思ってた。でも興味がなくても何かあるかもって見つけるために行くと描かれていてなるほど!となった。めんどくさい、行きたくない!けど行くスタイルが微笑ましい。その経験でエッセイが出来上がっているんだなぁと裏側が知れてほのぼのした。

  • 益田ミリさんの中でも好きな感じの本だった!
    飄々と過ごされている様子がなんだかかっこいいな。
    癒されながら読みつつも、時々キラリと光る文に心揺さぶられたりして。

    本棚に入れてたま~に読み返そう。

  • 「私はほとんどのことに興味がない。
    だけど、出かけていく
    探している何かにであうために」
    この文章を読んだ時、益田ミリさんの作品に通じる何かを感じた。

    本作品は彼女が学校を卒業してからエッセイスト・漫画家となって活躍している現在までを著者の感性で記しています。

    著者が若い時テレビコマーシャルを考えるコンテストでカップ麺のコマーシャルに応募してグランプリを受賞した作品がコレ
    「朝帰りの味を
    知らないで
    大人になんか
    なりたくない」
    イイなぁ!

  • 女の友情は割り勘で成り立っている。名言。
    物書きになる前は雑誌などに応募したキャッチコピーでグランプリを獲得していたという。どおりで言葉のセンスがあるのだと思った。

  • ふんわりとした雰囲気の漫画で、サクッと読めました。
    最後の上京を決めた辺り、ご家族の思いも伝わってきて、お気持ちがわかるところがありました。

  • こんな絵柄で、どうしてプロの漫画家として食っていけてるんだろう、凄く売れてるけど、あんな絵、誰でも描けるんじゃん、と思ってしまうような漫画家さんが何人かいる。私が思い浮かぶのは、さくらももこ、遠藤俶子、川原泉、など。キラキラの背景ヒラヒラの服装トーンも効果線もみっちり書き込む少女漫画雑誌の中で、異彩を放っていた。
    けれども。
    彼女らの作品を、世に出した編集者たち…、
    スゲーよ。

    本作の作者が、イラストや川柳の仕事をしていた頃に、ある編集者に漫画を描くことを薦められた、というエピソードがある。
    慧眼である。

    ああいう絵なら描けそうかも、ああいう文章なら書けそうかもって思って描いて(書いて)みたこともあったけれど(勿論、描けも書けもしないのだけれど)、夥しい量の“そういう感覚で”売り込んでくる漫画・文章のなかから、売れる絵、売れる文章を見極めるってのは、どう頑張っても出来そうにないと思う。
    本作にも編集者が大勢登場するし、日経新聞夕刊では大手出版社の元編集長が主人公だったり、浮世絵の版元だった人物が主人公のドラマが面白かったり、と、作家そのものに加えて、それを商品として世の中に広める、編集者という枠にも、興味を抱いている昨今なのであった。(2025-02-04L)

  • だいぶ前の作品になりますが、なんか、気持ちが楽になります‼️

  • 漫画家なったばかりの頃、
    賞をとったらスピーチとかあって、
    そのためにスピーチ教室に行ったら、毎週スピーチがあるときいてそれが嫌ですぐ辞めたというエピソードここに載ってた。

  • とある読書ビンゴで紹介されていた1冊でした。

    益田さんは、実際に勉強が出来なかったんだろうけど、面白い漫画やエッセイを書く才能があるんだから、編集者が言っていたようにもっと自慢というか堂々としてもいいのに。まあ、どこまで本当を書いてるか分からんが。

    それにしても編集者にも色んな人がいるんだなあ。

  • ゆるゆると言う書名だが、著者の芯を感じる書で相変わらず興味深い。
    コピーライターや絵の才能もあり素晴らしい。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『しあわせしりとり』『東京あたふた族』『中年に飽きた夜は』『今日の人生』シリーズ、『ほしいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』(以上、ミシマ社)、『すーちゃん』(幻冬舎)、『サトウさんの友達』(マガジンハウス)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『ランチの時間』(講談社)、『泣き虫チエ子さん』(集英社)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)、『小さいコトが気になります』(筑摩書房)、『小さいわたし』(ポプラ社)他、多数。共著に絵本『ゆっくりポック』『はやくはやくっていわないで』(以上、平澤一平・絵、ミシマ社)などがある。『ツユクサナツコの一生』(新潮社)で手塚治虫文化賞短編賞を受賞。

「2026年 『新装版 そう書いてあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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