- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163716305
感想・レビュー・書評
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幼児化というのは東浩紀が言うところの動物化とニアイコールという事でおk?
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「東京大学のアルバートアイラー」の続編です。
前作がとても音楽の話としてためになったので、買いました。 -
◆7/17オンライン企画「わたしの”好き”を見つける」で紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=roZ2LviU1jQ
本の詳細
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163716305 -
「黒人=オタク」という暴論を引っさげ、音楽、ファッション、現代美術、精神分析、現代思想を縦横無尽に駆け巡るスリリングな講義録。時代の最先端をキャッチアップしているかに聞こえるかもしれないけれど、その実、二人の著者は、「そんなに急がなくていいんだぜ」というスタンスをとっているところが面白い。
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慶應大学文学部での講義録。ということで、久しぶりに菊地さんの本を読んで、そのざっくばらんというか、ハチャメチャというか、飛び火が飛び火して、一周ぐるっと廻って本質に行き当たる的な感じの変わってなさにニヤニヤして。(10/10/23)
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菊地氏のあのヤンキーみたいな語り口から続々飛び出す難解な用語、彼のモンスターぶりを堪能出来る本。根幹的な問題意識を持ちつつも、持ち前のオタッキーな知識欲のせいか結局結論が出ず話が散乱するのは彼の人柄から予測出来る当然の結果。
彼が声高に主張する、ブルーノートを巡る諸問題を濱瀬元彦の下方倍音列理論で解決させる説に、イマイチ説得力が出ず音楽学会に無視されてるのもそのせい。
この本に結論を求めてはいけません。 -
文章中にもあるように、様々な言説や仮説が四方八方に飛び散っていくような本。よく分からない部分も多かったが、分かる部分はとても面白い。
言葉の選び方や論の運び方が挑発的で、その挑発に乗ると、いつの間にか話しに引き込まれている。
そういう挑発的な文章は、読む側に少しでも著者を認める心があればとても刺激的で楽しいものになると思うので、少しでも著者を認める心がある人にはオススメします。 -
あまり日常考えるトピックではなかったので、大変興味深く読んだ。
話がどこに行くのか、わかったような、結局わからなかったような・・・
参考に挙げられていた音楽や映像を見直して、もう一回読んでみたい。 -
話の脱線、飛び方が気持ちいい。