生きるコント 2

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163717104

感想・レビュー・書評

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  • エリーさんとリリーさんの対談でのリリーさんの言葉
    「そんなに周りの声を気にしないでいいんじゃないかなあ。俺、そういうの、女の人の弱点だと思う。大切な人が本気で言ってくれてることに対してはちゃんと聞けなくて、いい加減な言葉に振り回されやすい。だから恋人の言うことよりも、電話で口説こうと思って相談に乗ってくれてる人のほうを優しく感じてしまう。」

    じーーんと響きました。
    笑えて、ためになることもならないことも綴られて、発想や行動力が眩しく、時にエリーさんただ者じゃないわ...とひいたりして、なんかすっきり元気になりました。エリーさん、これからも追いかけます!!

  • 文章は軽く明るくコントロールされていて読みやすい。自嘲的な笑いを披露しながらもドヤ顔が隠しきれない。いわゆるギョーカイって、基本のトーンがこんな感じなのかなと思った。巻末のリリーフランキーとの対談はひどい。別にリリーが嫌いなわけではないが、なぜこんなリスキーなわりに大して面白くもないものを載せたのか?

  • 東大在学中については散々なエピソードしか書かれていないようだけど、やっぱり地頭が良いことが随所で伺える。
    特に家庭教師の時に、子供の興味に合わせて問題を変えたり、物語の力を使って文字に興味を持たせたりといったエピソードは感服した。
    エリーさんも行動力があって破天荒だけど、芸能界の重鎮やエリーさんの母親など上には上を行く破天荒がいて凄まじいなと思った。
    これと『生きるコント(1)』を読むと、成功する人の行動力というのがどういうものなのか分かる。

  • エリーさんすごいな。こんなに全開で。羨ましい。
    家庭教師のバイトの話とか麻布十番のママの話が好き。
    あと水曜どうでしょうのふじやんD達とキャンプとか。

  • 1は読んでませんが面白かった。
    最初のほうはフ~ン・・くらいにしか思わなかったけど後ろに進めば進むほどゲラゲラ笑ってしまう。中にはイイ話も。
    何かこの人の考え方というか性格というか自分に似てる気がして他のも読んでみたい。

  • 巻末対談中の、「言葉にしにくいけど根拠のないことってすごく持続しやすい」がよかった

  • 2もおもしろかったです!やっぱりおかんネタは最強かも!!温泉に歯ブラシくわえて入っちゃうし、おかんの弱点というネタはちょっとここにはかけません。気になる方は本を読んでみてください!!なぜか、エリーさんと三浦しをんさんのエッセイって同じ空気感がします。二人揃って、おもしろタクシー運転手に遭遇したり、おもしろネタをひきつける体質なのかもしれない・・・。

  • 大宮エリーの笑えるエッセイ。
    巻末のリリー・フランキーとの対談でこのエッセイが面白く思える理由がわかった気がした。

  • おもしろい。読みやすい。

  • 7番アイアンの女!潔いなあ。
    どんな時でも根っこの部分で自分を見失わないところに憧れる。

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著者プロフィール

画家、美術家、作家。広告代理店勤務を経て、ラジオのパーソナリティ、映画監督、舞台の作演出など多方面で活躍。2012年に福武總一郎氏のモンブラン国際文化賞のお祝いとして制作したライブペインティング作品「お祝いの調べ:直島」をきっかけに絵画制作をはじめる。現在は個展や芸術祭で作品を出展し、高い評価を得ている。近著に絵本『虹のくじら』(美術出版社)など著書も多数。

「2019年 『ハートのレオナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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