中澤佑二 不屈

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163718804

作品紹介・あらすじ

2010年6月、南アフリカで、中澤佑二が見せた勇気、挑戦、そして希望。

感想・レビュー・書評

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  • 下手くそでも夢を持ち続けて行動できること、それ自体がすごい才能。

  • よく取材してあり、ボンバーらしい人間性が伝わってきた。

  • 『武田鉄矢・今朝の三枚おろし』というポッドキャストがあって、
    そこでサッカーの中澤佑二さんの本が紹介されていたので、
    読んでみました。

    内容的には彼の小学生時代から南アフリカワールドカップまでの話しがまとまっております。
    高校時代の恩師の話しやプロ入りまでのエピソードや
    ワールドカップの裏話しまで…

    書評ブログ:http://ameblo.jp/toshinobook/entry-11554155176.html

  • ☆☆$$非常に面白かった。$$中沢のストイックさ、Wカップの舞台裏が垣間見えた。$$文庫になったら、手元に置いておきたい。

  • 中澤のサッカーに対する想いは、人として見習いたいものだ!

  • 中澤選手のガンバリに拍手\(^o^)/

  • カタールでのサッカーアジア杯は、僕の住んでいるタイでも全試合放送された。タイは日本よりも2時間遅れという時差も、テレビ観戦には都合がよく、日本でだったら日が変わった後の試合も翌日の仕事を気にすることなく観戦できた。期間中、仕事のために夜行便で日本に帰らないといけない日があり、それがたまたま韓国戦の日にあたり、かつ、スワンナプーム空港のラウンジでは、サッカー放送を見ることが出来ず、韓国戦だけは見逃してしまったけれども、その他の試合は、全てテレビ観戦をした。Jリーグがオフの期間ということもあり、大会序盤はコンディションがあがっていない選手もいたようであるが、サウジアラビア戦を除き、手に汗を握る試合の連続で見ていて本当に面白かったし、結果も出てめでたし、であった。そのアジア杯に中澤は出場していなかったけれども、闘莉王と組んでセンターバックとして出場した、昨年の南アフリカW杯での出来は出色で、中澤・闘莉王のセンターバックコンビは、W杯出場チームの中でも、上位に位置づけられるのではないか、と思ったものだ。中澤は高校時代は全国大会への出場経験もない選手だ。高校卒業にあたってプロに誘われることもなく、そのままブラジルにサッカー修行に出かけている。帰国後も、最初はどこも拾ってくれるチームもなく、出身高校で練習に参加させてもらっていた。たまたま、出身高校とヴェルディユースとの練習試合で活躍したことにより、ヴェルディの練習生になることが出来、そこでの努力が実を結び、Jリーグの試合にも出ることが出来るようになり、チャンスをつかんでいく。この本の中のエピソードを読むと、とんでもない努力の人であることが分かる。まさに題名の通り、不屈、である。プロのスポーツ選手の名を冠した本は、どちらかと言えば、その選手を持ち上げる提灯記事的な本が多いような気がする。この本もそういう類の本かな、とは思ったけれども、まぁ、僕は中澤選手が好きなので手にとった。でも、読んでみると、この本は、きちんとした取材に裏付けられた、優れたノンフィクションだった。(筆者の中澤に対する思い入れが強い、やや強すぎること、を除けば)。サッカー好きにはお勧め。

  • テレビや試合を通してしか知らなかったが、立場や環境の変化による心の成長が描かれていて、そこがよかった。

  • はなまるマーケット
     2010年12月24日(金)08:30~09:55 TBS系列にて紹介あり

  • プロ以前とワールドカップに焦点を当てた一冊。中澤佑二のストイックな一面を描き出していると思うが、あまりにも一面を強調しすぎているような感覚を受ける。あえてクラブチームでの中澤を全く書かったのだろうが、あまりいい印象を受けない。
    自分がチームスポーツに向いていないこと、中澤佑二と友達にはなれそうもないことがわかった。

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