スキャンダルの世界史

著者 :
  • 文藝春秋
2.71
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 49
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163719801

作品紹介・あらすじ

ギリシア・ローマ時代から現代まで、破廉恥だからこそ、のぞきたくなる、権力とセックスにまみれた「裏世界史」。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • テーマ史

  • 事項の羅列が多く、読んでいても好奇心をそそられない。スキャンダルの博物誌的なものを期待してはいけない。

  • 紀元前から1990年代までをスキャンダルを通してみた世界史。
    まさに歴史はスキャンダルとともに繰り広げられてた。って感じの内容になってます。

    中世の頃までは、ヨーロッパが主流の世界情勢。
    その裏では権力と性欲を満たしたい上流階級の野蛮な行いが目に付くね~。
    なんだかまさに家畜のような生き方。
    なんでこうも溺れるか~?私には分からないところがあるけど、でもあの背景にはあそういう出来事があったんだと、違う角度で見ると面白い。

    19世紀以降はアメリカが勢力を拡大してきて、平民がのし上がるようになる。
    で、そこでも権力・金・セックスはつきもので、でもうまくそこを回避しようとするとこが、ちょっと人間は賢くずる賢くなんたのかな?って思わせる。

    本の帯に
    『権力とセックスにまみれた「裏世界史」』と書かれてるけど、本の内容的にはべつに厭らしいわけじゃない。まじめな本です。
    私は桐生操さんの本が好きで、こういう類の本は何冊か読んできたから、いまさら驚く内容ではなかったし、桐生さんの方がもっと過激な内容。
    いろんなエピソードを抜粋して短く書かれてあるので、ちょっと物足りなさを感じたな~。
    でも一つ一つを詳しく書くとかなーり分厚くなるので、これは仕方ないのかも。。。

    気になったのは、個々に読んでいくしかないか~。

    でもやっぱり「スキャンダルは面白い!」の一言に尽きるね。

  • 100124朝日新聞書評
    “スキャンダルが隠されてしまう時代は危険だ”大仏次郎の言葉。

  • 2010.01.17 日本経済新聞に紹介されました。
    2010.01.24 朝日新聞に掲載されました。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

美術評論家。1976年から平凡社『太陽』の編集長を務めた後、独立。幅広い分野で執筆を行う。

「2023年 『アジア・中東の装飾と文様』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海野弘の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×