偉人たちのブレイクスルー勉強術 ドラッカーから村上春樹まで

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 330
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163723501

作品紹介・あらすじ

達人たちのオリジナル勉強術に答えがあった。年齢、学歴不問、自分の殻を突き破るヒントが満載。ひと皮むける超効率的メソッド。

感想・レビュー・書評

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  • toeic900点:問題集をやり、ノートにまとめて、オリジナルの単語・熟語集。反復練習。
    ドラッカー:3か月単位(明王朝時代の中国美術)、3年単位(シェークスピア全集をゆっくり注意深く読破)。ネーミング思考術(概念を的確に把握するコツ)
    本田一郎:専門家に聞く
    スティーヴン・キング:1日2000語。午前中。書斎に閉じこもる。斎藤:すみやかに処理すべきは、喫茶店で90分。
    ゲーテ:たった一つのことに才能をそそぎこむ。
    福沢諭吉:適塾:塾生どおしの勉強。
    渋沢栄一:論語と算盤、論語講義。自分の問題として引き寄せて考えられるようになる。
    木田元:暗記中心(丸暗記)。4月ー6月:語学月間:訳語→英語。できるまでやる。前日を復習。5日やったら最初の1日目ははずす。文法書。練習問題も丸暗記。語学は精神安定によい。
    坂口安吾:辞書をひきつづける。
    南方熊楠:書き写す。
    (斎藤式)
    ・シュリーマン:短くて読みやすいものを丸ごと暗記。
    ・三連休をミニキャンプ→2週間くらい徹底的にやる(英単語。ニーチェ関連本ばかり10冊。
    ・紙パッド勉強法:計算、メモ。大量に。捨てずにとっておく。(斎藤:使用済みの紙の裏)
    ・新聞記事切り抜き:(記事を左ページ。右ページになぜ選んだのか、どう感じたのか、意見、提言)
    ・鉄板テキスト周回学習法:問題集を5回、10回と繰り返す。

  • ドラッカーから村上春樹までそれぞれタイプによる
    勉強方法を紹介。
    私は佐伯祐三タイプ、壁を突き破れていない・・・

    効果があるのが鉄板テキストの周回学習だという
    多くのものに手を出すより基本を徹底的に!!

  • ところどころ役に立つ内容も

  • 【偉人たちの勉強法が良くまとまっている】
    実践的であるし、苦労や工夫したポイント、ブレイクスルーに至るまでも偉人ごとにうまくまとめられている。この観点でまとめようと考えたアイデアと、偉人ごとに引用しながらの調査・編集力はあっぱれ。

    量・質ともに高いアウトプットを出したいけど、勇気が出ないときに再読する。

  • むしろ大人こそ、身に付きやすくストレスの少ないやり方で効率的に学ぶ必要がある。

    自分にフィットしたスタイルを確立してしまえば強い
    自分にあった勉強スタイル→持続→ブレイクスルー(行き詰った状態を突破すること)

    今の大学生 高校の延長感覚 そうさぼりもせず真面目だが、強烈に勉強欲のある学生に出会うことは稀

    勉強に取り組む姿勢は生き方のスタイルに通じる→追求していく→大人の勉強のおもしろさ

    齋藤先生 50歳近くになりチェロ 子供の時ピアノバイエルで挫折

    勉強 自分の武器は何かをはっきり見定めて、それを有効に活かせた人が成功する。
    ☆学習法の確立→過去の分析、時間、集中できる場所
    勉強も相性が大事→自分の特性とフィットしたやり方かどうかに無頓着すぎる。
    過去の失敗したやり方→ヒント

    苦手なことを投げてしまうのではない→自分は何をやり、何をやらないのか、その腹を据えていく→どう生きるか→勉強のスタイルは仕事のやり方、生き方のスタイル全般にも反映される。☆話し方教室

    受験の経験は財産

    ドラッカー 2004年は明王朝時代の中国美術に取り組んだ。3年ごとのプロジェクトも立てている。
    TOEICは年に8回もある→先延ばし可能→自分自身への甘さ、ゆるさ、自己管理のルーズさが上達を阻んでいる。
    具体的なアクションプラン ①目標③期限③実現に向けて具体的に調整 目標はよく見えるところに書いておく。

    物事の本質をえぐるネーミング 「マッキンゼーを何と読んだらいいだろう?」→「経営コンサルタント」
    みんなが曖昧なものとしてとらえていることに対して、いち早く名付けして、概念提示する。

    本田宗一郎 学校に行っていないからこそへんなプライドに邪魔されず裸になって人に教えを請うことができる。
    東京 アート商会 浜松高等工業高校夜間部特別聴講生
    「卒業証書なんて、映画館の入場券ほどの価値もない。私は仕事を成功させたくて学校へ入ったんだ。免状をもらっても、仕事の問題を解決し、食っていけるという保障にもなりはしない。映画の切符なら映画を絶対に見られるという保障がある。そっちのほうがずっとましだ」
    教えを請うために全国各地に押しかけ受講の旅へ

    人間は困らなくてはダメだ。絶体絶命に追い込まれないと、本当の力なんて出ない。やろおうと思えば大抵のことはなんとかできるものなんだ。

    常に自分をレディ(ready)の状態にしておくことで意識が目覚めて、反応がよくなって、やる気が出る。
    自分から感化を受けに行く☆話し方教室

    楽天三木谷社長 留学して学んだことをどう自分のアウトプットに活かすのか。
    →アウトプットの舞台をどこにおくのか。

    吉田松陰 飛耳長目(ひじちょうもく) 観察力や情報の収集力があり、見聞が広くものごとに精通していること
    実体験しなければ、自分で考えてものを言うといったことはできない。自分の意思がいえなくなっていくのは、自分のからだを関わらせて経験をしていないからでもある☆恋愛

    渋沢栄一 商売は卑しいことだという考えが普通だった時代 近代実業界の大立役者
    当時の日本では、論語の教えと経済活動とは対極にあるもの

    実業に転じる決断をした時 官僚仲間「賤しむべき金銭に眼がくらんで商人になるとは何事だ。官にあって国家のために尽くすべきだろう」→「人間の勤むべき尊い仕事は到る処にある。官だけが尊いのではない」
    論語と経済活動は相容れないものではない→むしろ合一させるべきもの

    筆者…大学の授業の課題 先生になったつもりでホームルームで論語から引用した話を3分
    精神的な支柱がない人→論語、古典によりどころを求めるのもよい

    シャネル みじめだった少女時代の心の傷 孤児院で育った。→負の遺産にしない
    黒と白 孤児院で着せられた→黒と白の美しさを誰よりも知っている。

    ドミトリー大公と付き合う→香水シャネル5番
    華やかな交友をしながらも、シャネルは一人で自分を見つめ直し、本を読む時間も大切にした。
    鏡を見ることで自分を客観的に見つめ直すことを習慣にした。→顔やスタイルを見ているのではない→自分自身がどういう存在の仕方をしているのかを考えるために鏡を見る。

    シュリーマン 語学の達人 ホメロスの叙事詩イーリアスとオドュッセイアを完璧に頭に入れる→登場する地形により素人ならではのアプローチ

    筆者…強い言葉ではっきり指摘する先生→ガツンと言われてそれをバネにする負けず嫌いのタイプの生徒が集まる→いい悪いではなく、向き不向き

    大英博物館 10時から6時まで研究 カール・マルクス G-8席

    佐藤優「国家の謀略」 新聞スクラップを無駄と考え、データベースに頼る傾向が強まっているが、一級の情報専門家は例外なく自らの手で切り抜きを行っている。→記憶の定着が圧倒的に高い☆ブクログつくりも役立つはず

    数学 鉄板テキスト周回学習法 重要問題集を10周する→1回目 分からなければ解答見ながら→2回目 「1周しているはずなのに」→もう嫌になる→だから、「5周、10周する必要がある」

  • ドラッガー
    アクションプラン、3か月、3年でテーマを決めて回す。

    本田宗一郎
    人間は困らなくてはダメ
    絶体絶命に追い込まれないと、本当の力なんて出ない、やろうと思えばたいていのことは何とかできるものなんだ

    夏目漱石
    内省してそこから突き抜け、開き直ることで、発想の原理的転換を図ることができる。

    ゲーテ
    結局、最も偉大な技術とは、自分を限定し、他から隔離するものをいうのだ。


    自分はある分野で「開眼」することを目指しているのだと考えれば、一つずつ段階を経ていくことに確かな意味を感じることができる。

    自分も開眼できるかどうかを見据え、そのレベルにいたるまで「じっくり仕事をつづけるだけの忍耐と才能と勇気を心中に感ずることができるか」

    洞察は幅広く、活動は絞り込んで

    渋沢栄一

    論語と算盤

    木田元
    四月一日から六月三十日までは語学月間

  • 余りにも簡素なまとめ方だが、偉人達の勉強方法は、真似しようにも、なかなか真似できないが、非常に考えさせられる。
    あまたある勉強方法本とは一線を画す。
    村上春樹さんのジョギングを通した鍛練方法と最後の齋藤さん自身の勉強方法が一番役だった。

  • 渋沢栄一の「マイ古典」勉強術より

    自分はいかなるときも揺るがない絶対の自信を持っている人はいいですが、そうでない人は古典によりどころを求めることで人生において踏み惑うことがなくなります。

  • <閲覧スタッフより>
    勉強の中で“苦手”と思うことに対して、福沢諭吉やアインシュタインなどの偉人達が脱却するためのヒントを教えてくれます。さまざまな勉強術の中から自分に合ったものを導き出しましょう。
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    所在記号:379.7||サイ
    資料番号:20100408
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  • 過去の偉人がどのように学んでいたか、コンテンツは自分が励まされるとともに前向きにさせるものであった。特に、ゲーテの自分を限定する技術、数学の天才の問題集を十回やる習熟の賜物というところが、自分ができることに、興味が失せがちな自分の傾向を見直すきっかけになりそうである。

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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