偉人たちのブレイクスルー勉強術 ドラッカーから村上春樹まで

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163723501

感想・レビュー・書評

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  • 自分に合った勉強スタイル→持続→ブレイクスルー
    という図式にたどり着くには、自分なりの「決め球」を持つことがまず大事・・なるほど。紹介された偉人は何を追及して道を究めたのか、人生の参考にしたい本。

  • 人はそれぞれ生き方も能力も違う。過去の著名人の勉強法を紹介して、自分に合ったスタイルを見つけてもらうという趣旨で書かれたもの。斎藤氏は相変わらず切り口がうまいと思う。勉強法半分、人物伝半分を目的に読んだ。

    松下村塾と諭吉も学んだ適塾は政治や教育の歴史として興味深いが、勉強や仕事のスタイルとして自分が共感を覚えたのは、スティーブン・キングと南方熊楠だった。

    ・スティーブン・キングは、執筆の時間を午前中と決め、10ページ、2000語を1日の目安とし、2000語を書くまでは仕事を切り上げないことを決まりとした。初めのうちは目標を低くして、1日1000語が無難だ。週に1日は休んだ方がいい(小説作法)。
    ・熊楠は、ロンドンに8年間滞在している間、大英博物館などの図書館に通い、読書、抄写した本は500冊で、「ロンドン抜書帳」はノート53冊に上った。「十二支考」は420冊から引用されている(南方熊楠アルバム)。本から知識を吸収し、英語で論文を書いて発表する形で、インプットとアウトプットを循環よくやった。

  • ふーんという感じだった。結局自分に合う勉強方は自分でなければ見つけられないと思うけれど、これを読むと、どんな勉強法でもとりあえず一生懸命やればなんとかなるというふうにも思えた。

  • 本著は、現明治大学文学部教授で多数のメディアにも御出演なさっている斎藤孝先生の書籍である。
    多くの人が勉強を苦痛と感じる理由として、やり方がフィットしていないのに原因がある。という問題提議から始まり、文字通りドラッカーから村上春樹まで偉人•賢人の勉強スタイルを当時のエピソード、当人の言葉を交えながら、著者の言葉でまとめられており非常に読み易くまた、多いに参考にもなった。
    一部、とても参考に出来ない程のエピソードもあったがそぉいう人もいるのだ、と思いながら読み進めた。
    個人的には、シャネル、アインシュタインの勉強法については実際に取り入れてみよぉと思った。

  • 2012.05.30

  • 感動!

    苦手意識はやり方に問題があった。

    何かをやってうまくいかなかったとしても、必ずその分野にセンスが無いわけではなくて「やり方」が合っていないだけ。

    自分の得意技は何で、弱点はどこで、どうすれば勝てるのかの戦術、戦略をつねに考えている。

    自分の決め球と戦術を持つということは「勝利の法則」をゲットしたも同然

    何かに打ち込むにも小にあっていることは大事

    どんなところに自分ははまったのか

    必要なのか好きなのか

    戦略的にやらなくてもいいじゃないかという判断もある

    本田宗一郎
     卒業証書なんて、映画館の入場券ほどの価値もない。
     私は仕事を成功させたくて学校にはいったんだ。
     免状をもらっても仕事の問題を解決し「食っていけるという」
     保障にもなりはしない。
     映画の切符なら映画を絶対に見られるという保証がある。
     そっちのほうがずっとましだ。

    吉田松陰
     勉強を楽しくやっている、学びを人生の祝祭のように生きているヒトと
     出会うこと。
     ミッションに向かって明るく前進しようとしている姿に触れると感化
     されるものがいっそう大きい。

    シャネル
     自分自身がどういう存在の仕方をしているのかを考えるために鏡をみる

    シュリーマン
     その道一筋ではないことの強み

    村上春樹
     頭脳労働と考えられている営為も、実は肉体的なものに支えられている。
     知的労働には体力など関係ないと思うのはからだを無視した考え方であって、勉強にしても仕事にしても「能力」だけでやっているのではない。
    持久力のある人は頭を使うことをやっていても粘り強さを発揮するし、瞬発力に秀でた人は、スピード感を持って処理することができる。
    それは先天的資質だけで決まるものではなく、習慣づけによるトレーニングでも変わる。身体性との深い関わりは切っても切り離せないのです。

     小説という不健康なものを扱うためには、人はできるだけ健康でなくてはならない。 vb

  • 偉人の様々な勉強スタイルから

    自分にあった勉強法を見つけようという本。



    私は、齋藤さんと同じだと思った。
    私も子供のころ、勉強机を全く使わなかった子供。
    リビングのテーブルで勉強したり、
    こたつで寝転がりながら宿題をやってた子供だった。





    p.007
    「自分に合ったペース」で「自分の好きな方法」で「追求していく」-

    これができるようになるのが大人の勉強の面白さ


    p.025
    「勉強も『相性』が大事



    p.029
    「過去の失敗したやり方には、かならず自分を知るヒントがあります。」



    p.040
    身につく勉強法は、三つのポイントを踏まえていなければいけません。
    1、目的は何か
    2、やり方は自分の気質や特性に合っているか
    3、「決め球」はあるか




    印象に残った偉人



    ★ドラッカー 

    p.048

    「三カ月、三年と期限を区切り、『アクションプラン』に沿って計画的に勉強を続けていた」
    「いついつまでと目標期間を定めることは、緊張とハリを維持するために大切なことです」



    p.053
    「みんなが曖昧なものとしてとらえていることに対して、いち早く名づけをして、概念提示をする。」





    ★本田宗一郎
    p.060
    「学校に行っていないからこそへんなプライドに邪魔されず裸になって人に教えを請うことができる。」



    p067
    「やる気のある人は、いつも意識が覚めていて、いつでも『レディ』の態勢ができている。」




    ★ゲーテ

    p.100
    「洞察を活動とは、しっかり区別されなければならない。」



    p.101

    「多言語(ギリシア語・ラテン語・ヘブライ語・フランス語・英語・イタリア語)に通じていて、
    ~中略~基本的にアウトプットはドイツ語のみ。各種の語学はインプットのためのツール、
    洞察を深めるためのものと位置づけていたのです。」




    ★村上春樹
    p.205
    「身体が今感じている気持ちの良さをそのまま明日に持ち越すように心がける」

  • 内容も、文章も良かった。
    自己啓発として読むよりも、読みやすい文章として読む本。

  • 偉人たちの勉強法の解説とともに、「社会人の勉強方法」について考えさせてくれる良書。
    試してみたい!と思わせられる方法がいくつも載っていた。

    特に、語学について勉強したい(もしくは、している)人にお勧めな本かな?

  • 斎藤孝先生の勉強量には毎度感心してしまう。
    この本は、偉人たちの勉強法を取り上げたコンピレーションもの。
    どのようなスタイルで勉強していたのかを、こまかな取材をもとにまとめ上げてくれている。

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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