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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784163725307
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
この作品は、台湾の日本語世代が抱える複雑な感情とアイデンティティの葛藤を描いています。戦前の日本統治下で育った彼らが、母国への愛情と裏切られた思いを語る姿は、読者に深い共感を呼び起こします。著者は、台...
感想・レビュー・書評
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日本統治時代に生まれ育った台湾の人びとに聞いた、歴史に翻弄された人生…。通訳を介さず、すべて日本語によるインタビューの中で語る彼らの言葉を紹介。ドキュメンタリー映画「台湾人生」の監督によるノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】
関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40217814詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
我々日本人は絶対に台湾のことを忘れてはいけないし。
この本に書いてあるようなことをもっと多くの日本人が知ることは、台湾人の心に寄り添えるだけでなく、台湾をマーケットと捉える日本にとっても、大切なことだと思う。 -
台湾の歴史を深く知る本
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戦前台湾は日本の統治下にあったが、その時に皇民化教育として日本語教育、また日本人としての教育がされていた。 そういう教育を受けてきた世代を日本語世代というらしいが、そういう世代の人に、日本の思い出、また日本に思うことなどをインタビューした本。
いい思い出話もあり、悔しかった話もあり、人それぞれでだが、日本が統治していたと言うことがこの人達の人生に良くも悪くも大きな影響を与えたのだなと言うことをつくづく感じられた。
台湾にいる日本人として教育された日本語世代の思いという物は、やはり日本人として生きる自分たちが受け止めていかなければならない物なんだろうと思う。 -
日本の教育を受けた世代の人たちが,今の日本にどのような気持ちを抱いているのかが伝わってきた。
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なかなかない体験談。日本好きの人が多いというものの何の補償もなかったことは尾を引いているようだ。
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戦争とか近隣諸国との関係とか、きちんとした理解をしなくてはいけない。そう思わせる一冊。
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台湾は親日。
ぼんやりとそう思っていたが、その親日の意味することがどんなものなのか初めて認識することができた。
正しい生の歴史を知らなければ、戦争も平和も語れない。
何事もそうだけど善悪の二元論で物事は片付けられない。 -
映画より本のほうが入ってくる。ただ単に親日っていうふうには括れない台湾の日本語世代のひとたち。
人の数だけそれぞれの人生がある。しかしこの世代の人生には日本抜きには語れない。だって日本人だったんだから。
この複雑な思いを日本人はどうやって汲み取って繋いでいくのだろう。
果たして汲み取ろう試みるのか。台湾好きーっていうひとは必読☆
あー中国語もまだまだなんだけど台湾語も勉強したいなー。
来月はまた屏東にアマーに会いに行きたいと思います。 -
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台湾は親日だから行くと楽しいよと友達に言われて旅行に行きましたが、それだけでは語れない深い複雑な感情がある気がして読みました。日本語を話す世代の台湾人には外人と言われ、それ以外の人たちには台湾人と思われて道を聞かれることが何度も。ほとんど溶け込んでしまって居心地が良いのか悪いのかわからなかったけど大好きになった国のことを知ろうと思って読みました。日本が統治していた台湾で日本の教育を受けた世代が日本語で語るドキュメンタリーを読んで逆に日本が好きになりました。アフリカの貧しい国で子供達に何がしたい?と聞くと必ず学校に行きたいというそうで、教育ってつくづく大事だなと思うのですが、統治国の子供に真剣に向き合った日本人の先生に、そして厳しかったけど可愛がられたと思い出を語るかつての生徒たちの言葉に胸が熱くなりました。
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まさに台湾人生。
人に歴史アリと思う。この元となったドキュメンタリー映画を海外在住ながら出張に絡めて見に行った事を思い出す。映画というより、まさにドキュメンタリーだったわけだが、そこから得た原住民でジャングルで戦い続けたスニヨンの話や、白団やらと知識を得、そこから関連のある本を読み、より台湾と日本を理解出来たように思う。
もし台湾という国が好きで、本気で向き合う気があるのなら、読むべし。 -
著者が初めて台湾を訪問した時に流暢に日本語を話すお年寄りに出会った。それをきっかけに、終戦前50年間日本が統治していた台湾に生まれ日本の教育を受けた方たちの今の思いをインタビューした作品。
「台湾人と日本精神」と違ってたくさんの台湾人の高齢者の方の言葉からは日本に対する様々な感情があるということがわかる。
もちろん差別もあったし、みんなが親日ではない。
でも日本人だからとか台湾人だからとかではなく、人間として人の幸せのために一生懸命尽くした日本人がいたことを知って嬉しかったし何十年たっても恩を忘れない台湾の人たちにも心をうたれた。
3月に台湾に行って自分の目と肌で台湾を感じてきたい。 -
著者が台湾を訪れた際、田舎のバス停で日本語を話すおじいさんと出会ったことがきっかけで、戦前に日本が台湾を統治していた時代に日本人として教育を受けた「日本語世代」の人々を取材することになる。実際に話しているところをみていないので、どのような日本語なのかは想像の域を出ないが、すべて日本語によるインタビューというのがとても興味深い。文章に起こすとやや日本語としておかしいところもあるが、いまでも日本語を忘れず操る老人たちにはただただ驚かされる。彼らに共通しているのは、日本に対する望郷の念と親である日本という国に見捨てられた恨みというよりも悲しさだ。いまでも自分のことを日本人だと思い、日本に育てられたという恩を忘れずにいる。この感覚はなかなか理解が難しいが、こうした日本語世代の人々のことを現代の日本人がどの程度知っているのだろうか。歴史教育の大事さを痛感する。文章からイントネーションまでは伝わらないが、時折西日本のような言葉が出てきて、当時日本語を教えた先生にそちらの人が多かったのだろうかと気になった。戦後日本がさっさと引き上げて行って、その後に大陸からやってきた国民党の暴虐ぶりは凄まじかったようだ。だからこそ余計に日本に対する思いが美化された部分もあるだろうが、戦争の負の部分以外を垣間見ることができてとても面白かった。映画版もあるそうなのでぜひそちらも観てみたい。そしていつか台湾にも行ってみたい。
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高校の先生が教えてくださった本。この本のおかげで新しい出逢いがありました。感謝
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東北の大震災後、多額の義援金を送ってくれた国、台湾。そこから気になって、中国と違って親日と聞くし、ご飯も美味しいらしいというくらいの知識で、震災の翌年の夏の旅行は台湾に決めた。
台湾の旅行は本当によかった。日本語のメニューが置かれた店も多く、英語あまりできなくても困らなかったかもと思った。
で、この本はその1年後にたまたま出会った。日本が統治してた時代にインフラを整備したのは、地球の歩き方で何となく読んだが、そんな程度しか知らずに旅行してた自分を恥ずかしく感じた。
日本は50年も統治し、日本語の教育を普及させ、戦争へも人員を借り出した。が、敗戦後には何の補償もしていない。そして、その世代の人達は、日本の後に来た中国の統治が日本と比べて酷かったために、日本への愛情を忘れずにいてくれているのだ。ただ、戦後の若い世代は日本の統治時代を知らないから、日本への愛着は薄れてきているという。世代によって、日本への距離感が全く違い、とても複雑な感情を持っていることが伺える。
何故、近い国の歴史を学校で勉強せずにきてしまうのだろう・・・。これから台湾に行く人も、そうでない人にも是非読んで欲しい1冊。
そして、真珠湾攻撃の「ニイタカヤマニノボレ」のニイタカヤマは、台湾の山のことだと、初めて知った。 -
新・ゴーマニズム宣言の台湾論から台湾の歴史(日本が関わる所から)に興味を持ち始めた。この本は養老孟司さんの本で紹介されていたので読んでみた。台湾のお年寄りには日本に好意的な人が多い訳が何となく分かった気がする。
日本が台湾に教育を含むインフラを持ち込み、その中に日本の精神も入れこんだ。戦後中国本土からの国民党の質の悪さも台湾の方の不幸となるが、日本の精神を際立たせることに役立った。
仕事で何度か台湾には訪問したことがある。私が知っているのはアメリカに目を向け仕事をする人びとだけであった。若者は文化的に日本に興味を持っているのだろうと思ったが、残念ながら本書に出てくるようなお年寄りにはお目にかかることが無かった。
従ってこの本に書かれてあることは昔話の感が抜けない。
しかし、震災で最大の寄付をしてくれたのが台湾というのが厳然たる事実であり、そのような国に素直に感謝の意を述べられない政府に本当に残念に思う。台湾の人にもそうであるが、台湾に礎を作った戦前の日本人に対しても失礼ではないだろうか?
国力が無ければ正しいことを正しいと言えないのであれば、国力を高める努力をすべきと思う。
戦前の日本の良い所を再発見するためにも台湾との交流を深めてはどうか? -
ビデオも購入。後日感想を。
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お茶の話が良い話だった~。
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台湾という国について日本人が知っておかなければならない史実が、戦争・日本統治時代を経験した人々から語られます。台湾のことについて学ぶ入門にも良い書だと思います。よく台湾人は親日と言われているけど、単純な親日というよりももっと複雑な感情があることが、はっきりと読み取れます。
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